【より建設的に】なぜの使い方

自分を生きる

ファクトベースだと言い訳になり
価値観ベースだとポジティブな本音になると言います




なぜの使い方

価値観に対して問いかけるべし

相手が
「〇〇が好きだ」
と言った時に
「なんで好きなの?」
と聞く。

「〇〇に感謝している」
と言った時に
「なんで感謝しているの?」
と聞く。

それが価値観ベースの”なぜ”だと言います

価値観には正解がないです。

正解を求められていない
すなわち何を答えても間違っていない
という心理的な状況が相手を
開放的にします

それに加えて
“好き”や、”感謝している”
などのポジティブな話題に対しての深堀りをする質問は
相手をポジティブに方向づけしたうえで
気づきを与えてくれます

ファクトベースの”なぜ”は控えるべし

“ファクト”すなわち”事実”に対する
なぜは、正解を求めるなぜになってしまいます。
聞かれて方は正当な理由を求めてしまい
萎縮し身構えることになります。

時には言い訳のような言動になったり、
攻撃的な発言につながったりします。

そうならないために、
修正を希望する意味での”なぜ”ならば、
「〜〜を〇〇するとさらに良くなるね」
というようにし、

純粋にできが良いので
その着眼点が気になるという意味での
“なぜ”であるならば、
「すごい!!」と感激している
自分の立場を明確にしてから
問いかける必要があります。

ポジティブな方向に向かうための
工夫ひとつで、
伝わり方が180°変わるのです。

最後に

母親から言われる
「なんでこれやったの?」
に何度腹を立てたことか。

別に理由なんて特にないけど
攻撃されていると感じるから仕方なく
相応の理由を引き合いに出しながら
しぶしぶ「うるさいな!」
と文句を言っていたのが懐かしいです。

これを「うるさい」と反抗した方が悪い
と、捉えるのも正直正解ではないよ
というのが本日の主張です。

「こうしてくれたらいいな」
という希望があったはずなのに、
その理想から外れていることへの不満が
「なんで?」という言葉に変わって
先制攻撃を仕掛けているのは
紛れもなく問いかけた方ですから。

先に声をかける方に主導権があるわけです。

当事者はそれが間違っていることに
気づいてないわけですから
声をかける側が意識してポジティブに
WIN-WINに進められる権利を持っている方が
意識するべきだと思うのです。

そうすることで
丸く前向きに転がっていけるのでは
と思います。

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