【コアカス戦略】カタログ化するという思考整理術

自分を生きる




全ての問い合わせに対して
一品一様に
丁寧に対応するのではなくて
芯となる考え方から小変更で
それぞれに対応する方が良いです。

丁寧さを損なわずに
より効率的に
対応を進めることができます。

コアカス戦略とは

“コア”と”カスタマイズ”の
組み合わせで対応するという戦略の事です

“コア”とは核の事で
中心に据え置いて
絶対に買えないものを指します

“カスタマイズ”とは
要望に応じて変更を加える
ということです。

すなわち、
どんな要求が来ても
変える部分はここだけで
変えない部分は絶対に変えない
そういう割り切った形にしておく
ということです

想像しやすいのは
カタログ品だと思います。

スタンダードモデルがあって
それを必要に応じて
アップグレードしていったり
使用モードにあわせて
アクティブなモデルに変更したりする
感じです。

このカタログ品的な考え方を
自分の役割にも応用できれば
全てを1からやる必要がなくなるのです

カタログ化するという考え方

難しい話のようですが
皆さんも自然にやっていることです

例えば、
学校のレポートがあったとして
それを毎回1から書くかといったらそうではなくて
模範となるレポートをコピペで持ってきて
必要な箇所だけ小変更するとか

テンプレートをダウンロードして
記入箇所だけ修正するとか
そういったことです

なぜこれをするのか?
その答えは明確で
毎回1から作るのは面倒だからです。

ただし、
実際のところは
やれることなら
全部コピペで済ませたいはずですが
1から対応することも少なくないはずです。

それに、
やっていたとしても
会社のマニュアルや
先輩の先例を参考にすることが
多いはずで、
自分で自らテンプレートを作る
ということをやっている人は少ないのでは
ないでしょうか?

この、
テンプレートのような考え方を
自分自身の能力や
考え方にも適応してみて欲しいのです

カタログ化する意義

効率化できる

カタログ化は
自分の得意なこと
自分ができることを
スタンダードとして据え置き
そこからやれる範囲での
変化にだけは対応します。
と言う考え方です

ですから、
全ては手の内だと言えるので
変化点にだけ注力して
最小労力で対応できるようになります

丁寧に対応できる

効率的に対応するからといって
手抜きだというわけではないです

大事なのは
軸はブラさないで
変化点にだけ着目してやるということ

すなわち、
最後は相手の要望に合わせて
修正しているということです

ですから、
相手に合わせた形に
しますから、

適当にあしらわれた。

という印象を与えることもなく
むしろ丁寧に親身に対応できるのです

就活とカタログ化

就活を例にすると
想像しやすいと思います。

いくつもの違う会社を
さも、全てが本命のようなメンタルで
自分を売り込む活動のことです。

就活では、
自分の人格の核となる
経験・実績・長所というのを整理して
人格を言語化し、
ESという形で文字に起こします。

その際に業種が変われば
志望動機も変わってしまいそうですが、
自分の人格に従って考えれば
そんなに大変更はないはずなのです

例えば

“自分は大胆な性格で
たくさんのことに挑戦してきました。
だから、これからも
たくさんん挑戦させてくれる環境にいたいんだ”

というのが志望動機の軸となる考え方だとすれば
あとは、どういうところで挑戦したいのか
を会社ごとに合わせればいいわけです

すなわち、
大事なのは、
“自分はこんな性格だから
こうしたいんだ”
という軸を見つけることです。

それがカタログでいう
スタンダードの部分なのです。

そのスタンダードの部分を作り上げることが
何よりも大事なのです。

スタンダードは
“やれること”
“わかっていること”
“得意なこと”
が来る部分です。

そうしておけば
全ての頼まれごとは
自分のやれることを
軸としたカタログの範疇で対応する
というように思考を整理することができます

最後に

今回主張したいのは

一品一様で
全てに1から対応するのではなくて

まずは、”コアとなる部分”
すなわち、
“カタログのスタンダード品”を
自分で整理して、

その上で、
相手に合わせて対応した方が
丁寧さはそのままで
さらに効率化できるのでは?

ということです。

いろんなことに忙殺されている人
いろんな課題に頭を悩ませている人は
一旦、自分の課題を整理して
共通項をあぶり出して、
自分のスタンダードな部分で
対応できないのかを
ぜひ考えてみて欲しいのです。

コメント

  1. […] カタログ化という手法があります […]

タイトルとURLをコピーしました