【自己肯定感を高めたいあなたへ】充実感で判断するのは危険

自分が企画したり
運営したりする
イベントや会議が
いつも以上に盛り上がって
非常に充実感を感じられる瞬間があったとします。

その成功体験だけで、
自分は上手くファシリテートできるし
盛り上げることもできる
企画力もあるし、
伝えたいことも伝えられる

と判断するのは実に危険です。

充実感という雰囲気ではなくて
自分がその後どう振る舞っているのか
という事実から判断するべきです。

充実感の正体

充実感は文字どおり
満たされている感覚です。

何一つ不満がなく
気持ちよくいられるということです。

充実感を感じる一つの例として
承認欲求が満たされるというものがあります。

今回お話ししたい、
内容はまさに承認欲求についてです。

何かイベントや会議
自分がホストとなる場が
上手く回ることで、
人を上手く回している感覚になれます。

この感覚が本当なのかどうか。
それは、当事者にはわからないものです。

参加者が優秀である説

自分がホストのイベントに
参加してくれた参加者が優秀だったから
上手く回ってくれただけだった

ということが多々あります。

めちゃくちゃアウェイで
徹頭徹尾全部一人で考えているなら
その成果は確かにあなただけのものかもしれませんが
往々にして、フォロワーが周りにいたり
周りは協力者だったりします

ですから、
周りの力に助けられている事実が見えずに
「自分なかなかできるじゃないか」
と、錯覚することを避けたいのです

そうでないと、
変なおごりや慢心が
次のイベントの準備を蔑ろにする方に
働いてしまうかもしれません。

充実感ではなく事実を見たい

では、何を持って自分のデキを判断するのか。
それはそのイベント後に何が残っているのか
ということに尽きると思います。

課題は解決されたのか

人を集めて何かをする
その場が盛り上がる

それはあくまで手段と付加価値です

なぜ、人を集めたのか
そこに着目しなければいけません。

仕事なら、
ある議題に対して結論をつけて
次のアクションに移します。

そのアクションが議題であげた
課題を解決するものであって
かつ、アクションが実際に起こされていれば
その会の価値はあったと言えます。

最後に

場を回しているような感覚って
なぜ、あんなに気持ちがいいのでしょうか。

その気持ちよさだけを頼りに生きても
何も残らないことは言わずもがなです。

「人よりも優れている」と
自分を高く評価するタイミングは
結果が出た時だけにしたいです。

自己肯定感を高めたい思いのある人は
その逆にめっぽう弱いです。

人よりも劣っていることよりも
「やっぱりダメだった」
の方がダメージがでかいのです。

だからこそ、
満を持して自分を褒め称える時は
少し慎重に、
事実を見て判断したいところです。

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