いつでも正しく伝えるために大切な考え方とは

自分を生きる




今回お伝えしたいのは
伝え方はいくつも持っておけ
ということです

例えば岐阜県はどこだ
と聞かれた時に
愛知県にいる人からすれば
およそ北にある
と答えるのが答えだろうし

海外の人から聞かれたのであれば
日本の真ん中にある
というのが答えになるかもしれませんし
そもそも
日本にある
という答え方もあるかもしれません

また、
滋賀の人から見た東にあると
岡山の人から見た東にあると言うのの
程度感も違います

一つの質問に対して
同じことを伝えても伝わり方が違うし
その答え方が正解でない場合があると言うことを
念頭に置いておきたいです

伝えるために意識しておくこと

全体像を抑えておくこと

イメージで言えば
グーグルアースで
地球から日本に
そして目標の岐阜県に
ピンチアウトしていくような感じです

目標物が
全体のどこに位置しているのか
それがわかっていることが重要になります

伝え方のレパートリを用意しておくこと

端的に例えるなら
東京から愛知を目指している時に
静岡方向に進んでいるというのも
大阪方向に進んでいると言うのも
どちらも正解だと言うことです

モノゴトの目的は
目的を達成することで到達できる目標があったりしますし
そもそも目的を達成するために
幾つもの目標を達成しなければいけなかったりもします

目先の作業に没頭したい人に
大きな夢を語り過ぎても
刺さらない可能性もありますし

大きいことを成したい人に
直近の悩みを打ち上げたところで
そんな小さいこと聞いてない
と言われるかもしれません

同じことを伝える時には
どの立場の誰にどうやって伝えるのか
を意識する必要があるのです

最後に

先日会社の経営方針を決めるような打ち合わせに参加し
会社の執行役員と言われる人が見ている景色を
見る機会ありました。

普段は実務者と業務を進めているので
その延長線上での相談レベルで会話をしていたところ
「そんな小さいこと、、、」
というリアクションを受けることになりました

将棋やチェスの局所戦をしている人間の悩みは
プレーヤーには伝わらないようなものなので
「それはそうか」
と改めて思う時間に成りました

 

1人で何かをやりきる
ということは
ほとんどの場合無理です

だからこそ、
考えたことを動かすためには
より強力な協力者や
より多くの仲間を巻き込みながら
推進する必要があります

プレーヤーに進言するようなことも必要であれば
駒の一つ一つに働きかける必要もあるのです

 

同じ一手も
一コマ目線で見れば人生をかけた一手であり
プレーヤーにとっては
長い局面のなかの布石の一手である場合もあります

自分が何を伝えて
誰を動かしたいのか

それを常に考える意識を持つことで
人を動かしながら確実に前に進められるようにしていきたいものです

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