【脱偏見】若手に読んで欲しい本とその理由

本と生きる




 

【紹介する本】
起業のリアル@田原総一朗×若手起業家


起業のリアル 田原総一朗×若手起業家

“若手”を
ある企業に完全に根を下ろしておらず
大なり小なり現状に不満を持っている
学生も含めた若年層
とします。

すなわち

生涯かけてやっていこうと思える
“生きがい”を感じる仕事に出会えていない人です

そんな人に紹介したいのが
田原総一朗と若手起業家の対談を記した
起業のリアル という本です

 

この本は大きく価値観を変えてくれます。

 

将来をこれから決めていく学生にとって
想像しやすい進学して就職という道だけが
正解じゃないことを教えてくれます。

大手企業で
一生懸命に働くことが成功じゃないことを知ります

胸のどこかにかかえている
くすぶっている火は誰もが持っていて
それを燃え上がらせるか
それともそのまま燃え尽きるかは
自分次第なんだということを痛感します。

代わり映えのない日々と
色がつかない未来に
納得いかない気持ちがあるのであれば
ご一読をお勧めします。

若手に読んで欲しい理由

起業家の偏見が覆るから

例えば、
お金配りで有名な前澤社長
彼が高卒だという事実知っていましたか?

僕は、
ゴリゴリにインテリ街道を突き進み
莫大な資産を使って好きなことをする人
みたいな印象でした

本質は違って、
好きなことをやっていた先に
今がある人だったようです

高校も趣味バンドに本気で休みがち
高卒でアメリカに渡米し
音楽活動の延長戦でCD販売を始め
その延長線上で起業をしたらしいです。

 

その他にも
多くの人が紹介されますが
どの人も自分に素直な人が多いです。

まっすぐやりたいことに忠実ですから
応援したくなります。

いろんな生き方があることを知れるから

マザーハウスの山口社長は
柔道に打ち込むために
男ばかりの工業高校に進学し
全国7位を取ったところで柔道に見切りをつけて
AOで慶応に入学。
気になるゼミに入り
興味の有るテーマに出会い、
そのまま現地に根を下ろし起業しました。

innovationの岡崎社長は
入社した会社で最優秀新人賞を受賞するも
このまま同じことを繰り返す未来に疑念を抱き
退職を進言したが、
上司に説得されて思いとどまる
その後、
新しいプロジェクトにアサインされると
自分より優秀な年上の人材を3人つけて欲しい
と条件をつけ、無事成功させ、
そして、その後独立を果たしました

ベレフェクト代表の太田氏は
在学中に意図せぬ妊娠をし
そのまま出産。
その後軽い鬱に陥ったが
あるきっかけで思い立って家出し
そのまま離婚。
仕事探しは困窮したが
金なし仕事なし夫なしの子持ち
という四重苦を気に入ってもらい
リクルートの契約社員となり
そこでの経験を糧に財団法人を立ち上げました

上述した様に、
前澤社長もなかなか奔放な経歴を持ちます

どんなきっかけでも
やりたいことに出会えれば
いろんな形で道が開けていくことが
わかります。

360度いろんな角度からの刺激が止まらない
一冊になっています。

違和感の正体に気づけるから

昔は力強い体制が悪いことをしていて
その悪に対して正義の市民が
火炎瓶を投げるという構図があった
でも今は倒すべき悪がいない
権力をdisるより、
僕たちで貝を見つけて提示してく方が
問題を生んでいる構造を早く動かせます

あとがきにも引用される駒崎弘樹氏の言葉です

何が言いたいかといえば
「おかしいだろ!」
と声を上げる時代は終わったよ
ということです。

声をあげても物事は動かないから
自分で仕組みを変える方が
結果的に物事はスムーズに動くのだ

そう言っています。

誰も正解を知らないから
うまくいっていないのだから
文句を言うだけ無駄だ
ということです

 

思い当たる節はありませんか?

 

文句を言うくらいなら
自分で動いた方が早いと
割り切った経験があると思います。

世界や国内の情勢に文句は言うが
自分一人では変えられないから
泣き寝入りしている現状もあると思います

コロナの対応も合わさって
国への過度な期待はやめよう。

そんな思いも抱いているのではないでしょうか?

 

ほとんどの人間が
抱えている違和感は
新進気鋭の起業家たちとなんら変わりません

ただ、
僕たちは、
それに対して諦めと妥協の上で生活をしており
一方、この本に出てくる起業家達は
その違和感に対して自ら動いるという点で
僕らとは大きく違うのです。

何かを成し遂げた人と比較することで
自分自身を見つめ直すきっかけにできます

最後に

チームラボ代表の猪子氏は
「日本は二十世紀にこだわり、前に進んでいない」
と言います。

それは、
古い会社や仕組みを守る法律ばかりを作り
新しいツール適応への足取りが
非常に重たいことを意味しています。

そんな国で生きてきたからこそ
多くを期待しない国民性
形成されてしまったのだと思います。

だからこそ
僕ら”若手”はどうするべきなのでしょうか?
それを各自が考えるべきなのです。

 

僕が変えたいのは
“違和感をそのままにすること”です

どうせいつかは
何かに意味づけをすることになりますが
人や時間が用意してくれるのを
ひたすら待ち続けるということは
それまで違和感を無視し続けるということです

それでは、つまらなくないですか。

たった一度の人生、
自分が一番気になることに深入りして
自分らしい人生だった。

そう言える日々にしませんか?

今回紹介した本には
何かしらヒントがあるはずです。

あなただけの金言に出会えることを
願っています。

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