【挑戦の記録】なんとなくを排除せよ




今回記録しておきたいことは
何かの成果を残すときには
とにかく誰もが納得する形で
筋をを通してまとめ上げろ
という指摘についてです

それに対して、
一つ解を出すとすれば

自分の中で出てきた
“なんとなく”
を徹底的に消し去るということです

“なんとなく”
があるうちは人を説得できません

納得する形に整理する難しさ

あなたが何かの役割を任されて
その調査をしたうえで
表などの形で整理したとします。

これが
「東京都の20代男性の趣味ランキングを調べて」
みたいな形で
より具体的な形であれば良いのですが
「一番面白いもの探してきて」
だったとしたらどうでしょうか
かなり抽象的です

その依頼に対して
あなたが
「最近笑ったテレビ番組ランキング」
みたいな形で整理していったときに
その依頼主はどう反応するでしょうか

「なるほどね。ありがとう。」
ならいいのですが。

「なんでこれが一番と言えるの?」
という質問が飛んできた瞬間に
試合終了です

ほとんどの場合
「なんとなく直感でこれが面白いと思ったから」
と答えてしまうと思うのです。

抽象的な質問に対しては
抽象的に答えてしまいがちだから
仕方がありません。

しかし、
抽象的な質問で
超具体的な要求をしてきている場合があります

それは、
○○をするために一番いい方法は?
というような質問です。

“○○”という制限があるだけで
かなり具体的です。
一方で、一番良いと言うのはまだまだ抽象的なのです。
どんなふうに一番なのかがわからないからです
ですが、”○○”という目標があるだけで
かなりやることは絞られるはずです。

後はどのようにそれを解決していくかです。

具体的に言えば、
○○がどんな要素で構築されているかということを
しっかり機能で分解し、
一番合理的な方法を
原理原則に従って解き明かしていく
というのが常套手段になります。

原理原則は
全てに優劣をつけてくれるので
効果的です。

すなわち
原理原則で優劣がつけられる指標で
“一番”を表現する必要がある
ということです。

最後に

“なんとなく”
これを一度でも使った瞬間に
説得力のかけらもなくなります

思うのは自由です
経験やカンコツにたよるのも
一つの手段です

しかし、
最後にまとめるときに
カンコツの部分が一つでもあると
相手に完全に明快に伝えることができなくなります

じぶんの中で
“なんとなく”
を発動させてしまった時は
そこを解き明かすことこそが
自分に与えられた最大の課題なのだ
と考え直すと非常に良いと思います。

“なんとなく”
を排除できれば
全てが説明付くからです

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