【慣れるとは諦めることなのか】オリンピック開催について本気で考える

日本で生きる




“withコロナ”という
体裁の良い言葉があります。

あなたはこの言葉をどう解釈しますか?

文字通り解釈すれば
“コロナと一緒に生きること”
ということです。

インフルエンザも
麻疹もエイズウイルスも
撲滅なんてできるはずがないので
人類が知恵を絞って
共存する道を示してきました。

結果として、
ウィルスは依然存在していますが
様々な対策を講じて
人類は共存に成功しています。

これが”with”に込められた思いのはずです。

 

ただし現実問題どうでしょうか?

打つ手がないから、
自粛。我慢。
これは共存でもなんでもないです。
ただ屈しているに過ぎない。
僕はそう思うのです。

皆さんはどう思いますか?

 

3ヶ月後に控えたオリンピックの開催について
物議を醸しています。

開催するのかどうか。
皆さんはどうお考えでしょうか?

この機会に一人一人根拠を持って
オリンピック開催是非についての
持論を固めて欲しいのです。

オリンピックの目的を考える

オリンピックの起源から考える

この記事の中で
元IOCで現スポーツコンサルタントの春日良一さんが
オリンピックの起源についてこのように紹介しています。

実に古代オリンピックの起源は、
絶え間ない戦争と蔓延る疫病に疲弊する中、
デルフォイの神殿にて、オリンピアでの競技祭開催を
宣託されたことにある。
四年に一度、
武器を捨ててオリンピアに集まる休戦思想が生まれた。

全文はこちら

オリンピックとは”平和の祭典”なのです。
オリンピックを開催するということは
“休戦宣言をするということを意味する”とも
書いてあります。

ですから、
開催を辞退するということは
休戦宣言を撤回するということになるということです。

今は元凶が”コロナ”という感染症ですが
いつか戦争というものがその渦中に現れるかもしれません。
その時に、オリンピックの開催を辞退したとしたら
オリンピックの本質が失われたことになります。

平和の祭典ではなくて
ただの”スポーツのイベント”
という意味しかなかった
そう言えるのです。

 

いやいや違う。本来は
そういう状況で
どれだけ疲弊していたとしても
皆が平和を願っているということを
形として示すためにやろう。
そういう想いが元にあったはずです

 

記事の中で
年初の体操内村選手の言葉が引用されます。
『できない』じゃなくて
『どうやったらできるか』を皆さんで考えて、
どうにか五輪ができるように考えを変えてほしい

という言葉です

このような状況でも、
オリンピックという祭典をよりどころにして
この時代の人間はこうやって頑張った。

それを”次につなぐこと”にこそ
意味があるのではないでしょうか?

東京オリンピックの意義を考える

4月20日 JOC(日本オリンピック委員会)の
会合が開かれました。
こちらの記事を参考にしています。

その会合では、

「今、多くの皆さんの前に
コロナという壁が立ちはだかっているが、
それをアスリートが越えていく姿を、
少しでも社会の中に落とし込んでいくと、
前向きな発信につながる。

アスリートは
“自分たちの役割は何か”
を感じているので、
それを伝えていくことができれば」

という意見が出たと言います。

これがアスリートの総意だ
とは言えませんが、
このような意気込みで
当事者は本番を迎えようとしている
という事実があります。

 

皆さんはどう思いますか?

僕は心の底から
この意見を尊重したいと思いました。

 

1年で終わると思っていた”自粛”が
これから何年も続き
親の元に顔を見せに帰れる連休に合わせて
外出規制されるこの毎日が
答えだとは思いません。

 

“共存するためにここまでやった。”

その既成事実が日本や世界に必要だと思うのです。

オリンピックをよりどころにして
今こそ一致団結する時だと思います。

最後に

ここまで読んでいただければ
わかると思いますが
僕はオリンピックは何が何でも
開催すべきだ。
そう思っています。

そうじゃなければ
この先どれだけ我慢が続くのか
計り知れません。

 

オリンピックを自粛するということは
“海外からの脅威にこれからも怯えるということ”
“一人一人の大切な時間が奪われる事実に屈するということ”
“今までの当たり前は諦めるということ”
これらを意味します。

 

コロナ前の日々を知っている僕らが諦めたら
未来にその楽しさや伝統は残せません。
それでいいのでしょうか?

 

RADWIMPSの野田洋次郎もツイッターで
意思表明をされています。
こちら

「正しさ」が日々変わる中で
共に考え前に進んでいきたい

彼のこの言葉が特に響きました。

僕らは今、
“全く前に進んでいない”
という事実に向き合う必要があります。

それは、
国民一人が欠けることなく
“全員が”です。

一人一人が考えた上で
それぞれが行動をする。
意思表示をする。
それを行政が取り仕切る。
それに国民が答える。

そうやって前に進むしか未来はないと思います。

今一度、
本気で考えませんか。

コメント

  1. […] 皆さんも是非この機会に 色々考えてみてはいかがでしょうか? 僕としてはオリンピックについて 特に真剣に考えるべきだと思います。 ←こちらを参考に読んでいただきたいです。 […]

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