【理不尽と戦う】社会問題に対して一個人にできること

いくつもの社会問題があります。
それぞれに対して
向き合って働いてくれている方がいますが、
それで解決できるわけではありません。

その人がいてくれるから、
自分は何も考えなくていいわけではないです。

自分にできることは、
極論言えば働いて税金を納めること。
これしかないです。

ただし、重要なのは、
諸々の社会問題の実態を知ろうとすること。

そして、一個人では
何ともできない状態であることを理解すること。

だから、国や自治体に何とかしてもらわなければいけなくて、
その願いを込めて働いて、
意思を込めて税を納める。

ただ、”手取りを減らしてくる諸悪”という解釈だけで
税金を見るのではなくて、
“あなたに出来る頼みの綱”であることを
意識する必要があるのではないのでしょうか。

「至福を肥やすために使ったら
ただじゃおかない」

そう思えるようになるんじゃないでしょうか。

そうすれば、もう少し政治に興味を持てる。
すべての問題を自分ごとと思える。
そんな社会になっていくのではないのでしょうか。

現役の小学校教諭と話して学んだこと

世の中には、
実はものすごく多くの社会問題が溢れている。
その中の一つが、児童虐待や、ネグレクト。
それは、言ってしまえば
極端な例でもあるかもしれない。

だけど、掘っていけば、
各家庭ごとの経済格差とか、先生がどうしようもないことが
原因の問題が山積みで

その中で、“すべての生徒に平等に”という原則の中で
いかにすべての子供と向き合ってあげるか。
手の届かない問題を持っている子に
手を差し伸べてあげられるか。

そんな偉大な仕事をしている
小学校の先生を全力で讃えたいと思いました。

一個人にできることは?

じゃあ自分に何ができるの?
ということ。

それは、
自分の仕事を全うすること。
自分の仕事の大義を持つということ。

だと考えました。

まず大きな問題の根本は各家庭にあるし、
そこを辿れば日本全体の経済や制度に
行き着くわけです。

自分の仕事が、
直接的に社会問題と向き合っていないからといって、
無力であるわけではない。

経済を回すということ。
それは日本の雇用促進にもつながるし、
売り上げを上げれば上げるだけ
税金を納めることができて、
それは回り回って、
社会問題を解決するための
諸費用の元金になるわけです。

直接的ではないにしても、
自分の仕事にも役割があります。

それを全うすることが、
自分のできる最善手であることを
忘れてはいけないと思いました。

子供を育てることは親の責任

リアルな話を聞くまでは、
極端に言うと、

小学校の先生が担っているものが
多いのは知っているけど、
まあ、そういう仕事なんだから
全うしてくれ

と思っていました。

だけど、同じように身一つの人間。
時間も体力も同じようにある。
その中で解決出来る問題なんて、
やはり一握り。

まずは最低限のことをやることで
十分なはずなんです。

いじめとか、勉強の進捗とか、人間関係とか、
1クラス30人すべて平等に見渡して
確実に解決しきるって人間技じゃないです。

多くを求めすぎていました。

だからこそ、一人一人の親が
一人一人の大人が責任を持たなきゃいけないですよね。

実際当事者になってみないと
わからないことだらけだと思います。
だけど、自分の手の届く範疇を
人に任せきりにするのは何か違うことはわかります。

だからこそ、自分の仕事を全うする。
少しでも余裕を持つために。
1人の社会人として多くを学ぶために。
すべては自分の手の届く範囲を守るため。

そう思う次第です。

最後に

身の回りに
いろんな仕事をしている人がいて、
その人の話を直接聞かずして
多くを語るのは
違うことを学びました。

情報が溢れているから、
知った気になれますが、

正論を振りかざしても
なんともならない
世の中なんだってことを
自分で学ぶことが
大切なんだということを学びました。

一つでも多くの現実を
自分の身を通して知っていきたい。

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