【独身寮生活での甘え①】金銭感覚が甘かった

同棲始めて三日目ですが
いかに寮生活で甘えていたかを痛感しました。

すべてを自分でやらなければいけない環境というのは
こんなにも大変で責任が伴うものなのかと感じました

独身寮生活に甘えていたなと思うことってのは
当たり前すぎる話のオンパレードです。

独身寮という環境は
会社が運営するものですから
比較的不自由なく生活させてくれます。

それに加えて
実家を出たということで、
独立した気になれるところが
また、甘えを生むのです。

自分で起きて
自分でご飯を用意して、
自分で掃除してとか
ある程度のことを自分でやるようになりますから
独立した気になれてしまいます。

一方で、
寮を出るとなると
信じられないくらい多くのことを
自力でやらなければいけなかった事実を知ります。

特に激安環境にいることで
世間知らずもいいとこと言われて仕方無いほどに
金銭感覚は鈍っていきます。

金銭感覚が甘かった

金銭感覚が鈍ってしまう

4畳半に押入れがついて
一月4500円の格安物件?に住んでいましたが

住めば都、人間与えられた環境に適応するものなので、
何の不自由もなく生活することができていました。

ガス代,水道代,電気代,通信料,駐車場代等々
ほとんどすべてのものが共益費に含まれているので
何も気にすることもなく使いたい放題やってきました。

不具合があっても
値段相応だと割り切ることができますし
どんどん求めるクオリティの閾値が下がる一方でした

寮を出て初めて、
世間一般の値段感覚を知ります。
劣悪低クオリティライフに慣れていた自分からしたら
すべての値段が高いのです。

寮にいて、
金遣いが荒くなることは特にないと思いますが
世間一般的なものの価値に気付けなくなります

寮には無条件でブチこまれますから
こちらの希望とかは全く考慮されていません

その上、
実際部屋数は自分の寮だけで500近くありますから
供給過多なわけです。
だから、とことん安いわけです。

一方で、寮を出て物件を探し出すと、
いい条件の物件なんて本当に一握りだという事実を知ります。

そして、多くの人が求めるから
それはその分高くなるわけです。

自分で選ばないものは安ければそれでいいです
安いからこそ選択余地がないとも言えます

逆に、自分で選ぼうとすると
途端にそれはみんなに求められるものだとも言えるので
値段が高くなります。

いろんなものにそれ相応の価値があることを
知る瞬間になります

恵まれていたことに気付けなかった

劣悪低クオリティライフの中にも
オアシス的な場所がありました
それは大浴場です。

夜勤の方もいて
少なくとも常時100人以上が住んでいる寮なので
年中無休で湯が張って有ります。

まさに、湯水のごとく湯水を使いました。

それから、寮を出て、住むことが決まった物件が
プロパンガスの物件でした。

この時初めて、都市ガスとプロパンガスで
倍近くガスの値段が違うことを知りました
少なくとも、ガス代だけで今までの家賃以上になることが
決まった瞬間でした。

今まで、お湯を見境なしに使ってきましたが
いかに贅沢な環境にいたかを知ることができる機会になりました。

最後に

自分で調べて比べて
違いを調査して
ものを選ぶので

“買ったものがどうしてその値段なのか”

それが、なんとなくわかってきます。

逆に
選ぶこともせず、
与えられたものを
何も考えず使うのみ。

そういった境遇になると
どうしてもモノの価値が見えてこなくなります

独身寮は格安で、
新入社員にとってはオアシスそのものですが、
そういった危険性を孕んでいることを
少し意識しておいた方がよさそうです。

コメント

  1. […] 以前も書きましたが 同棲始めることで学ぶことがたくさんありました。 →参考はこちら①お金について②時間について […]

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