【開発業務の本音を語る】開発業務に従事する不安





社会人になってから、
開発業務に勤しんでおります。

そして、
自動車部品メーカーということもあって
開発期間が(おそらく)非常に長いです。

配属されて丸2年が経ちましたが
未だ、事業成立性に向けて
製品の品質やコスト、開発目処などをつけている最中です。

このような仕事にだけ従事していると
一般的な社会人らしさから
離れてしまっているのかもしれない
と感じることも多々有ります。

最近感じた、
開発業務に従事することの不安をまとめました

開発業務に従事する不安

弊社の言葉を借りるなら
個人商店になりがちです。

個人商店とは
100人の人間が部署にいたとしても
それぞれが、別々のテーマを持っているために
隣の人がにをやっているかわからない状態に
なっていることを言います

それぞれが
一個のテーマのトップを張っているような感覚です。

ですから、
隣の人間に無関心になりがちで、
かつ
自分の仕事ファーストになるため
協力してくれる下請けへの対応が
非常に雑になってしまう傾向にあります

自分よがりになりがち

最近非常に感じるのは
下請け会社や
仕入先に対しての対応が
非常に厳しくなってしまいがちだな
ということです。

いわゆる正論攻めしてしまうような感じです。

それに10伝えたら3伝わるかどうか
というのが人間のコミュニケーションの基本だという中で
1言って10伝えようとしてしまう傾向が有ります。

特に新人だと
自分の言葉がどのように解釈されているか
全く理解できていないものです。

何かにつまずいた際に
まず人を疑ってしまい
そのあとで、自分の伝え方に不備があったことに気づき
自己嫌悪に陥る。

そんな後悔のスパイラルにハマりがちです。

開発業務だと、
全員が新規案件に従事するため
すべての計画が見込みで
予定が暫定なのです。

不確定の中で
業務推進しなければいけない日常には
非常に難しさが有ります。

“お客さんのために”が弱い

開発案件の場合
お客さんと関わるときに

できないことを
できると言って安請負しないことが
重要になります。

つまり、できないことはできないと
言い切ることも仕事になってくるため
十人十色のお客さんに対して
臨機応変に丁寧に対応していくような
そういう関わり方はしません。

量産対応になれば
作った責任があるため
お客さんのために奔走することも
やぶさかではありませんが
“開発”においてはそういうわけにもいきません。

そのため、
社会人として当たり前と言えるような
丁寧な対応が身につきづらい
職種になってしまうのだと思います。

最後に

自由で面白い反面、
人との関わり方が難しい仕事と言えます。

裏を返せば
優秀な人ほど、人との関わり方がうまいです。

複雑で難解だからということを理由にしているうちは
半人前なのです。

最近、いろんなものを購入する機会があり
たくさんの接客業の方と触れる機会ががありました。
正直、彼らのように丁寧な対応を仕切れる自信がありませんでした。

その理由は、
上記のように、
職種を言い訳にしていたからです。

そんな甘えは取っ払って、
もう一度仕事に向き合う必要がありそうだなと
感じました。

コメント

  1. […] 普段の開発業務は 針の穴を通すような 細かい末端の業務が多いです。 ←開発業務の難しさ […]

タイトルとURLをコピーしました