【backcastとforceast】ワクワクと実現性の両立を目指す

自分を生きる




今回お伝えしたいのは
バックキャストとフォーキャストを
使い分ける必要がある
と言う話です。

ぶれない目標を掲げる時は
バックキャストが有効であり
説得力のある目標設定の場合は
フォーキャストが有効になります。

バックキャストとフォーキャストの違い

バックキャストとは

バックキャストは
理想の未来から逆算して目標を定める方法のことです

“カーボンニュートラルを達成しなければいけない”とか
“持続可能な社会を実現しなければいけない”
と言うのが、バックキャスト的な視点です。

“あるべき姿はこうだ”
と目標を考えて
現状とのGAPを埋めていくような
GAP分析はまさにバックキャスト的だと
言えるかもしれません。

フォーキャストとは

フォーキャストとは”予報”のことです
例えば、ウェザーフォーキャストは
天気予報を意味します。

今まで積み上げてきたデータを用いて
未来の天気を予想することで
天気予報は成立します。

バックキャストは
未来を創っていくような気概が必要である一方で
フォーキャストは
より具体的な未来を見定めるようなイメージがあります。

バックキャストとフォーキャストの使い分け

バックキャストすべきタイミング

“こうなるべきである”
そんな強い想いをこめて未来を描き
未来を創っていこうと思っている時
あなたはバックキャストするべきです。

将来設計・人生設計
キャリアプランなど
誰もわからない未来を描くときには
バックキャストが有効なのです。

繰り返しになりますが
自分で未来を作り上げるような
そんな強い意志が必要なわけです。

言ってしまえば独りよがり
自分都合だ。
そういわれるかもしれません。

半ば乱暴でも実現させようとするくらい
強い意志ありきだと言えます。

周りに賛同してもらうときは
納得するかどうかという見方よりも
いかに賛同してもらえるか
ワクワクしてもらえるか
みたいなところが重要になります。

フォーキャストすべきタイミング

説得力を持って
周りに承認してもらう必要がある時
フォーキャストが必要になります。

今まで積み上げてきたデータを用いて
こうなる見込みがあるから大丈夫です。
高確率でこっちに進みます。

だから、こっちに舵を切る必要がある。

そんな説得の仕方に成ります。

前者がワクワクベースの
賛同者を募る進め方だとすれば
後者は私情抜きに確実な方を選ぶ
ビジネスライクな進め方であると言えます。

良いトコ取りすべきタイミング

テンプレートに沿って進めるような
計画の進め方は
バックキャストとフォーキャストの
良いトコ取りみたいな形になります。

未知の挑戦だと言えど
先人が似たような未来を一度歩いているため
少なからずデータがそこにあるからです。

使えるものは使う。
あえて無防備に未知に挑む必要はないのです。

最後に

フォーキャストできる未来の方が確度が高いので
そうやってたどり着ける未来の方が
説得力が出ます。

一方で
バックキャストした未来の方がワクワクするものです。
ただし、説得するのは難しいです。

説得力のあるバックキャストをするためには
権威が必要になります。

権威とはその道のプロのことで
彼らが経験から導き出した未来であれば
フォロワーは追従するしかなくなります

ここで気付くのは
権威のある人が導き出した未来
と言うのは、ほぼフォーキャストだ
と言うことです。

フォーキャストベースでたどり着く未来が
危機的な未来であれば
それを避けるための未来にたどり着く必要があり
そのためには、
今の予報を覆すような行動が必要になる。
ということなのです。

自分が思い描く未来の説得力を上げるためには
並べてフォーキャストした未来を並べることが必要になると思います。

二つの軸で並べて比較する。
必要であれば折衷案を考える。
←定量的に比較すると良いです(こちら参考)

その様にしてより
ワクワクする未来を実現させていきたいです。

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