【練習の本質②】持論を持つ

人が感じる感動は全て
フィーリングのようなもので
言語化することが難しいですが

そこをあえて言語化して整理をし
持論として定着させることができた人が
強いのです。

持論は
積み上げてきた経験を
自分だけの言葉に直したものであり

自分だけのバイブルであり、
取説であるのです。

他の人からのアドバイスは
もちろんありがたいもので
非常に効果的なものですが、

自分の体をどうすやって動かせばいいか
どういう順序で理解すれば定着が早いのか
それを理解するためには
持論化することが必要になります。

経験を整理する

フェーズ1では
とにかくたくさんの経験を積むことを是としました。

それは、
できるだけ多くの感動を得ることを目的としています。

人が感じる感動は全て
フィーリングのようなもので
言語化することが難しいですが
そこをあえて言語化できた人が強いのです。

最高に気持ち良く全部がうまくいった経験から

二度と思い出したくない、
二度とやってたまるかという最悪の経験まで

どれもがあなたの心を動かした感動です。

その感動を、
直感を、フィーリングを
言語化すること。

そして、
成功体験と、失敗体験に
ふるい分けして整理していくことで
自分だけのセオリーになるのです。

傾向を掴む

感動を整理していくと
全ては理屈に落とし込まれます

こうしたらこうなる

そんな自分の中の
行動指針になっていきます。

一言で言い切る

そして最後は
その傾向を一言で言い切るのです。

これをやると良くない
これを意識すると上手くいく。
この傾向を、一言で表現し切るのです。

そうすることで、
あなたはそれを意識して
練習に励むことができます。

技術の定着は
そうやって言葉に直して
頭で理屈として理解していることが

そのまま体で表現できて
初めて完了するのです。

人のアドバイスを聞く

人のアドバイスは
良い感動ないしは悪い感動
をベースに構築された持論から発せられます。

その通り体を動かして
上手くいくことも沢山あります。

しかし、これは
ロボットのようなもので
指示通り体を動かして
上手くいったに過ぎないのです。

これを経験として蓄積して
自分の言葉に直して
初めてその人のアドバイスは価値を持つのです。

最後に

このフェーズは
非常に気持ちがいいです。

なぜなら、
今まで、積み上げてきた経験が
全て線でつながっていくような
感覚になるからです。

あの失敗もこの失敗も
元をただせばこのせいだ。

そう思えると、
早くその要因を潰す練習がしたくなります。

なぜなら、
それさえ潰せば、
上手くなること、
できるようになることが確約されているからです

持論を持つことが
練習のスタートラインと言えます。

持論を持ってそれを体得するために
何かを繰り返し実践することが
一番意義のあることなのです。

ですから、
フェーズ1の愚直な時間に毒されずに
なんとか必要なだけの経験を
なるべく早くして欲しいです。

その際、上手く行く行かないの
ふるい分けは常に意識することが大切になります。

持論構築の有無が
これからのパフォーマンスを決めるのです

意識して持論構築に励んでほしいです。

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