【大義を全うする】”できないこと”と”やらないこと”は違う

できないこととやらないこと

東海近辺で地震が起こりましたが
緊急地震速報は機能しませんでした

一方で数日前、
けたたましい音と共に地震を予知してくれた
緊急地震速報でしたが、
結果は誤報でした。

どちらも経験することで、
誤報でもいいから
危険があるかどうかを伝える
という使命だけは果たしてくれ
と思いました。

緊急地震速報の役割

緊急地震速報の役割は、
危険が到達するその前に
気持ちの準備をし
必要な手を打つために
時間的を確保する。

そんな余裕を持ってもらうことが
真の目的です

決して、丸ばつクイズや
賭け事だというわけではありません
当たる当たらないに
特別な意味はないのです。

できないこととやらないこと

上で述べたように
緊急地震速報の目的は
あくまで有事に際して
事前に何かアクションが起こせるように
時間の余裕を作ってあげることです。

これは天気予報でいうなら
今日はどんな天気になりそうか
ということを事前に伝えることで、

その情報を頼りにどのように対処するのか
それはユーザーの使い方の範疇になるのです

雨予報をするのが
天気予報の仕事

傘を持って行こう判断して
出社するのは自分。

だということです。

つまり、
予報に対して、
当たらないこと
すなわちできないことに対して文句を言うのは
どこかずれているということなのです。

やらないは罪

天気予報で例えるならば
100%じゃないから、
公開するのはやめよう

ということです。

ユーザーは
もはや外れることは理解しています。

ですから、
天気予報は30%とかいう
曖昧な降水確率も許容して
毎日毎朝毎晩確認するわけです。

ですから、地震速報も同様で
外れることは当たり前だと
ユーザーは認識するべきなのです。

最後に

そうまでしても結局
狼少年のようになってしまう可能性が
否めません。

声をあげて、
危険な前兆から判断を繰り返して
起こる起こらないを提案してくれるわけですが、
現状は、ほとんど当たってないです。

だからこそ、
またどうせ外れるだろうと
ユーザーは信じられなくなってしまうのです。

そうなった時に
やはり大義に立ち返ってほしいです。

同様に、
自分の役割についても同じことが言えて
黙っててはいけないこともたくさんあります。

大義を無視して保身に走るのはやめたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました