【閉会式】東京五輪を振り返って

日本で生きる

開催までの歩みと
開催期間中の問題
そしてこれからの余波について
考えてみました。



開催までの歩みについて

皆さんもご存知の通り、
開催までに
様々なスキャンダルや
問題がありました。

政治とカネの問題
人権問題
その他スキャンダル等
全てがそこには詰まっています

開催までの経緯

過去の過ちや
現在の失言を掘り返しては追求し
場を収めるために退任させる。

そんなことの繰り返しだったことが
よくわかると思います。

アンチを助長する運営

この記事で
キンコン西野が言及するように
罪に対しての罰が重すぎる。

人の失敗を突けば、
その人のキャリアを潰せるわけですから。

人を失脚させることに旨味を覚えた
アンチの存在を
より助長させる事になった。
そう感じました。

東京五輪本編について

日本人のメダルラッシュ

やっぱり強い日本のお家芸とも言える
競技の躍進は気持ちの良いものがありました

【柔道】それぞれの金メダルに感じた事
【王者の風格】圧倒的強者とは

SNSを通じた誹謗中傷が激化

多くの日本人選手の活躍の裏に
日本国内だけでなく海外からも
中傷DMが届くという問題もありました。
世界が技術でボーダレスにつながったこと
ネット社会の匿名性という問題は
未だに根深いと思います。
メダリストへの誹謗中傷

五輪効果の波及について

競技人口の取り合いが始まる

日本においては
スケボやサーフィンなど新種目と
女子バスケを始めとした今まで
日の目を浴びなかった競技の活躍に
驚かされました。

一方で、
活躍でいなかった競技もありました。
結果を残せばフォーカスされ、
結果が出なければ触れられもしません。

メディアが介入し、
印象操作されることで、
さらに傾斜がかかります。

その中で、
これから何かに挑戦する若い世代は
どんな選択をしていくのでしょうか。
激化する競技人口の取り合いから
目が離せなくなると思います。

【競技人口の取り合い】市場の盛り上げ方とは

イベント開催への追い風

もちろん有観客でのイベント開催については
何も進展がないわけですので
コロナ禍の完全克服はまだまだ先になりそうですが、
1つ大きなイベントを成功させたということで
相次ぐ自粛ムードで、
なす術なく中止の選択をしてきていた各種イベントにとって
大きな追い風になったのではないかと思います。

最後に

非常に限定的な形ではありますが
東京五輪を成功させることができました。

これは素直に喜ぶべきことです。
しかし、お祭りムードに目をくらませずに
現状をしっかり見るべきだと思います。

まず、
開催が”限定的”になった理由を
考えたいです。

それは明確で、
開催する意思は首尾一貫して変わらないのに
最後の最後までアンチの意見に振り回され続け
十分な準備ができなかったからです。

限定的な成功は
限定的な成功事例にしか成り得ません。

国際的なイベントではあるものの
完全に隔離した上での無観客な大会でした。

こんな事
誰も真似できませんから、
東京五輪の成功体験が次につながるとは
お世辞にも言えません。

 

ただ一つ効果的な事が明らかになったと思います。

 

それは、
完全に隔離し
ちゃんと対策すれば安全だ
という事です。

壁の向こうで
1日何千人と感染者が出ている中でも
管理さえしっかりやれば
影響は抑えることができるという
事実がそこにありますから。

この事実を真摯に受け止めて、
コロナを封じ込めたいのであれば
本気で日本自体を隔離する
その覚悟が必要なのでは?
そう思いました。

 

話は変わりますが、
僕自身は東京五輪に感謝しています。

 

僕が一番感謝したいのは
アスリートの活躍が
自粛自粛で鬱蒼としていた雰囲気が
一瞬でも晴らしてくれたという事です。

 

開催・運営に関わる
全ての人々
そして、
この辛い状態で研鑽を続けた
アスリートの方々に
感謝申し上げます。

 

誰かの努力が輝く事
それを本気で応援する事
これらは非常に健全な
精神状態を作り出してくれます。

皆で我慢しながら
1つの目標に向かって声をかけあう

そんな事が出来れば
この窮地も脱出できるのにな。
なんて僕は思います。

あなたは何を考えますか?

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