【さながら語彙力】アンテナを広げるの真意について

自分を生きる




最新トレンドに取り残さされないように
頑張って情報を得ようとすることを
「アンテナを広げる」
と言います。

しかし、
「へー、そうなんだ」
という内容を山のように浴びたところで
いくつキャッチできるのでしょうか

まして、
専門分野や
興味のある分野でない情報などは
尚更キャッチしにくいです。

どうすれば
情報をキャッチできるようになるのか。

また、
キャッチできる状態とは
どのような状態なのか。

それについて
考えてみました。

情報をキャッチできる状態とは

思い返してみてください。

あなたがすぐに処理できる情報は何ですか。
具体的に挙げてみてください。

代表的に言うなら、
天気予報とか
気になるタレントのスキャンダルとか
仕事や趣味に関わることとか。

その様なものが
思い浮かぶのではないでしょうか。

 

これらの共通点は、
耳で聞いて、
情景が頭に浮かぶ状態だ
ということです。

 

天気予報がわかりやすいと思います。

“午前10時過ぎまで晴れ
昼からは雨が続くでしょう。”

どんなに他事やっていても
大体、理解できます。
「雨だ」って思うので。

確かに、
耳で天気予報を聞いただけで
“次にどうしなければいけないか”
まで、瞬間的に具体的に浮かぶのは凄いことです。

このレベルで感度が高ければ、
情報は洩れないと思いませんか?

アンテナを広げるの真意について

ざるの様に
メッシュの粗い受け皿を使っていては
情報は下に垂れ流していくばかりです。

そうならないためには、
ただただ広範囲をカバーするのではなく、
情報をキャッチして離さないようにする
準備が必要なのです。

具体的にいうなれば、
語彙力が必要なのです。

語彙力とアンテナ感度

例えば、
日本人だとすれば
獲得する情報は
日本語でなければいけません。

当然ですが、
つまりはそういうことです。

あなたが理解できる範囲の情報しか
あなたはキャッチできないということです。

タレントのスキャンダルであれば、
そのタレントの名前が耳に入るだけで
いろんなイメージが湧きます。
受け入れ態勢ばっちりなので、
情報が洩れることはないです。

ハマっている趣味界隈の話題であれば
難しい細かい話でも追従できるので、
他の人が聞き逃すような内容でも
しっかり聞きとることができます。

そう考えれば
まずは、語彙力を向上させ
いろんなニュースを理解しやすい状態にするべきで

加えて、
多分野の言葉を理解できるようにしておくことで
始めて広い範囲の情報が取得できるようになると
考えられます。

理解の深さとアンテナ感度

例えば、
スポーツの実況や解説。

スポーツ経験者であれば
音声だけでフィールド上を把握し
ある程度は、
ボールの行方を追うことができます。

これは、
スポーツ経験者じゃないと
付いていけないと思います。

スポーツ経験者は
言葉を聞いて、
ある程度の試合展開が
頭で想像できます。

すなわち
頭の中で状況を”具現化できる”ということです。

ちゃんと教養があれば
言葉だけの情報で
深く理解できるのも想像できます。

そう考えれば尚更、
広くたくさん情報に触れられれば
たくさん情報が収集できるという考えが
間違っていると理解できると思います。

最後に

最近自分で一番驚いたのは、
テレビCMを見ながら、
「これは~~を伝えたいから、
何部構成で***の尺を長めに取っているのか」
と考えていたことです。

プレゼンの勉強をしていることもあって
“短い時間でどうやって人に物事を伝えるのが良いか”
ということに感度が高くなっていたのが
原因だと思います。

加えて、
丁度ショートムービー講座を見て
「CMは8秒で視聴者を掴まないとだめ」
という具体的な話を聞いていたのも
あったのだと思います。

これはひとえに
プレゼン方面の語彙力や知識に
明るくなったからだと言えます。

知識が付けば
感度が上がり、
今までと同じ情報量の中から
山ほど情報をキャッチできるようになるのです。

もし、あなたが
情報感度を上げたい
そう思っているのであれば
受け皿であるあなた自身の語彙力を
あげる必要があります。

ミーハーと言われようが
いろんなものに手を出して
少しずつかじって
『”素人状態”を脱却していくこと』
これが重要だと思いますので
どんどんいろんなことにチャレンジしてみてほしいです。

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