実用的なロジカルシンキングの使い方

自分を生きる

ロジカルシンキングの基本として
ピラミッドストラクチャというものがあります

ファクトを並べて
そこから何が言えるのかを
So What/Why So
の関係でつないでいく

そしてその事実から導き出されるものが
主張になるというものです

ファクトを最下段に配置し
そこから何が言えるのかを言語化し
ファクトの上に積み上げていき
頂点に主張が現れるので
ピラミッドの様な構造となります

例えばAという会社が
Bという分野に挑戦したいとするならば
Aという会社についてと
Bという分野について
それぞれピラミッドを積み上げて
主張Aと主張Bを持つと良いです

ピラミッドストラクチャを使えば
会社Aに対する主張と
分野Bについての主張を抽出できます

それを使って
分野Bは○○なので会社Aで挑戦する意義がある
というロジックが組み上げられれば
その挑戦は受理されることになるでしょう

そのために用いるのが
演繹法あるいは帰納法なのです

演繹法は
AならばB
BならばC
よってAならばCという方法で
三段論法ともいわれています

帰納法は
BはA
CはA
だからDもA
というロジックです

演繹法は
プログラミングで言えば
条件文のようなもので

帰納法は
教師データを基に合否判定をする
画像認識の様なものに成ります

これらを使えば
主張Aと主張Bを論理的につなぎ合わせることが
可能になります。

最後に

主張と主張を結び付けるためには
繋がりのある主張を
ピラミッドストラクチャで導き出す必要があるので
半ば出来レース的なファクト収集になる場合もあります

しかしこれは
当たり付けをしているにすぎず
情報操作というわけではありません

あくまでファクトを集めている
という事実が重要なのです

ファクトを集めながら仮説を立てて
その検証の為にデータを集める
その繰り返しで
主張の精度を高めていく

これが実用的なロジカルシンキングだといえそうです

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