【それは向上心の表れ】新しいスタート地点に立つ

“やっとスタート地点に立てた”
という感覚があります。

これは、
目標として掲げた場所が
見えてきた時に感じる感覚です。

そもそもスタートラインに立つということは
そこまで足を運んだということ

目指せるだけの準備が整って
後は狙い通りにコトを進めるだけだ。

そういった感覚のことを言うのだと思います。

すなわち、

目標達成の勝ち筋が見えたというコトなのです。

スタートラインについて考える

おそらくスタートラインを意識できる人と
そうでない人がいると思います。

スタートラインに立つことは
緊張することです。

今から、ゴールに向かって走りだすわけですから。

何かに挑戦する際に、
“まだまだスタートラインにすら立てていない”
と思うこともあれば、

“ようやくスタートラインに立てた”
と感じることもあります。

人によって感じる瞬間が異なるものでもあります。

日常で使うスタートラインとは
何を指したものなのか
深堀して見たいと思います。

スタートラインとは

スタートラインは
ゴールに向けて走りだす
きっかけの位置になります。

陸上の100mとかが想像しやすいですよね。

まっすぐ伸びたレーンの先に
ゴールラインが引かれている
スタートの合図で
スタートラインを飛び出し、
ゴールに向かって最短距離で
走っていきます。

すなわち、
ゴールあってのスタートなのです。

それから、
ゴールへの到達手段が決まっているから、
わざわざスタートラインに並ぶのです、

つまり、
目指す先のゴールがあって、
そこに到達するための道筋が決まっている

むしろ、
ゴールに最短距離で到達するためには
そのスタート地点を通るしかないし

先んじて目標達成していった先駆者たちが
全員通ってきた場所だとも言えるのです。

スタート地点に立つための3要素

上で述べたように
スタート地点は
ゴールとコースで決まるのです。

それに加えて、
いかに準備したか。
これも大切になります。

ゴールがある

ゴールは目標のことです。
目標もなく漠然と進めていては
スタートラインは見えてこないものです。

時間をかけてでも
たどり着ければいいし、
到達したいクオリティに
こだわりもないということです。

だからこそ、
わざわざ競争の渦中に身を投げ入れる必要もなく
その必要がないから、
緊張してまでスタートラインに立つ必要もないのです。

一方でゴール、
すなわち目標がある人は

いつまでにどの水準といった
具体的に目指したい姿があります。

いつまでにという
時間の制約を設けることで
一気に目標達成のプロセスにスピード感が生まれ
競争しているような感覚になるのです。

コースがある

ゴールまでに何をすればいいかが
明確になっているということです。

100m走の場合
“100mという距離をなるべく早く走れ”
というルールがあります

そのルールの上で引かれた
コースがあるのです。

スタートラインに立つには
そういった前提を考慮して
準備を進める必要があります。

準備が整っている

スタートラインに立つためには
それ相応のスキルと知識が必要です。

ゴールを目指せるという確信が湧いたところで
初めてスタートラインに足を運ぶことができます

スタートラインが引かれていても
そこに立つどうか決めるのは
自分自身です。

いかに、目標とそのコースに対して、
自信を持って挑めるかどうかが
その判断基準となりえます。

そして、そこに一番寄与するのが
準備をいかに進めてきたか。

ということなのです。

最後に

僕は今、
ある試験に向けて
勤しんでいる最中です。

いつも通り試験勉強をしている時に
「何回スタートラインに立つの?」
と一緒に勉強している同期に言われました。

どうやら、
僕はことあるごとに
「やっとスタートラインに立てたわ」
と言っていたようです。

勉強を進めていくうちに

「こんなこともわかってなかったのか
ようやくみんなに並べたかもしれない」

と思っては、
「やっとスタートラインに立てた」
とつぶやいていたようです。

今回考えてみて気づいたことは
スタートラインが更新していくことは
良い傾向にあるということだ
ということです。

スタートラインはゴールに対して
最短距離で走っていくための始点を指すものであって

能力が追いついて、
且つ、
メンタルも追従していて初めて
その、スタートラインに
立つ権利が得られるのです。

つまり、
スタートラインが日ごとに更新されていくということは
目標値が刻一刻と更新されているということなのです。

今回の試験について
はじめは、
異分野に挑戦する自分としては
まずは同期に並ぶことが目標でしたが
追い抜くビジョンが見え始めました。

そうやって、
目標値が変われば
スタートラインも変わるのです。

スタートラインに立つとは
目標達成の勝ち筋が見えて
あとは最短距離で走れば良い状態だということ。

その感覚を持てたらあとは走るだけです。

頑張りどころですね。

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