映画版スラムダンク
非常に良かったです
映画という媒体で伝えられる中でも
最高の形で作品を表現しているように
感じました。
映画ならではの良さとは
時間制限が生み出す作品性
アニメであれば
ワンクールの中で
作品を表現する必要があり
一本一本は30分でいったん完結させなければいけない
ということで
表現の仕方が限られてきます
映画は数時間という時間制限があり
その中で完結させる必要があります
この、時間制限の存在が
映画ならではの作品展開を強要してくるわけですが
そのおかげで全く別物の
最高の形に辿り着いたのだ
という気がします
プレッシャーが生み出すアレンジ
漫画原作で
それを映画にアレンジしたということで
作者本人と言えど
並々ならぬプレッシャーを感じていたことと思います
誰もが知る名作で
沢山のファンを抱える人気作品を
数十年という時を経て改めて
別の形で世に送り出す
この挑戦の大きさが
作品のクオリティを生み出したのだと思います
アニメーションが生み出す表現
実写ではこうはいかないし
漫画では伝えきれない
そんな躍動感がそこにはありました
最後に
スラムダンク
控え目に言って最高でした
話を知っているからこそ
グッとくる描写があり
話を知っていても
心が躍る瞬間が何度もありました
“原作が好きだから”
という人も
“バスケ興味ないんだよね”
という人にも
誰にでも進められる
最高の映画でした
ぜひご覧いただきたいです
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