【民意と選挙】原発賛否のアンケートを採ってわかったこと

日本で生きる




衆参両院ともに
与党の議席数が2/3を超えている
というのが実情です。

これは与党が
法案・予算・条約を
ある程度好きに決定できる状態
ということになります

最近思っていることは
「選挙に行こう」
というものの
政策について議論する場は
あまりないという実情についてです

 

そんな状況下なので、
みんながどんなモチベーションで
投票に行っているのか気になりました。

 

もし、
“会社の強制力が働いているから”
とかの理由で
何も考えずに投票している人が増えていて
自ずと与党の議席数を増やしているだけなら
なかなか危機的状況だと思ったからです。

 

蓋を開けてみれば、
投票率が上がっても
結果として政党支持率に大差ないと言うことは
今まで継続的に選挙に投票をしてきた人と
だいたいみんな同じ意見だと言うことなので

“それなりに民意は反映できている”

と考えることもできますし、

一方で、
現状の政策に文句を言う人もたくさんいるが
それにも関わらず投票率が変わらないので

民意が議席数に反映されていない

と考えることもできそうです。

 

今回はそんなことの裏付けをするべく
簡単にアンケートを採ってみたので
その結果を踏まえて
考えたことを共有します。

アンケート結果のご紹介

Twitterを使ってアンケートを採りました
拡散希望としたけど
リツイートを得られなかったというのは
大変お恥ずかしい話ですが、
結果として49人からの回答を得ることができました

質問内容は
以下の通りです

【教えてください】
皆さんは日本での原発再稼働、ないしは、新設に賛成ですか?
絶対にありえないと思っている人は反対。
状況によってじゃ仕方ないと感がている人も含めて
それ以外は賛成で反応お願いいたします。

その結果

賛成92%
反対8%

ということになりました

アンケートの意図

今回このアンケートは
間接的に衆参両院の
選挙結果と民意の照らし合わせができる
と思って実施しました。

なぜなら、
自民党だけが
核融合開発を
国を挙げて促進する
と明言しているからです。

参考記事はこちら

 

賛成が多ければ
“政策は民意に沿っている”と言え

反対が多ければ
“民意に沿っていないが
抑止していく手段もない”
という状況であることになる

と考えました。

 

結果を見て思うこと

母数が小さいので何とも言えませんが
多数の人が原発稼働に対して後ろ向きではない
ということがわかりました。

昨今の電力需給ひっ迫の状態や
カーボンニュートラルに対する
ソリューションの一つであることを踏まえた
結果ではないかと考察しています。

一方で、
少数意見が通らないことを
実感する結果でもありました。

都市部の電力がひっ迫するから
安定供給できるような
発電施設を設けてくれ
という大多数の声があるのは納得ですが

その結果
発電施設は
都市部に作られるはずもなく
どこか過疎地に新設されることが
目に見えているからです。

最大多数の最大幸福
とは言ったものの
少数派の意見についてのケアも
しっかり考える必要がありそうだ
とも思いました

最後に

目まぐるしく変化していく中で
変化に対して鈍足では
ドンドン退化していってしまうので
ある程度の俊敏さが必要であると思います

そういう意味でも
与党が圧倒的に強い
という構図は
別にダメではないと思っています。

確かにゆとり政策の様に
特定の誰かが
明らかに割を食う政策もあります

しかし、
長い目で見て失策であることが分かれば
国自体は前に進めます。

とはいえ、
当事者からしたら
人生を好きに扱われたきがしますから
なにかしっかりケアをしてほしいものです

 

話は変わりますが
他の政策で自民党が他より強気で明言しているのは
軍備・改憲の話です。

このまま自民党が政権を握れば
軍や武力を持たない
という建前は崩れていきます

「時代が時代だから仕方ない」
と考えるか
「敗戦の教訓からそれはどうなの?」
と考えるか

いろいろあると思いますが
ここも民意が反映されるべきポイントでありながら
マイノリティが苦汁を飲む結果になる
ポイントでもあります。

 

どうなるのでしょうか。
しっかりチェックしなければいけません。

 

今後とも
意志を持って投票して
国政を見守っていきたいところです。

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