サプライヤが起こすイノベーションについて考える

日本で生きる

サプライヤーのイノベーションを考えて
難しさを実感している日々です

BtoBといえど
設備やインフラが売り物であれば
データも取りやすく
情報資産という観点からも
新しい戦略は練りやすい

しかし
こと部品を供給するメーカとなれば
そうい訳にもいきません

やれることは
toCメーカの要望に
きっちり答えること

ご要望に応えられるような
高性能低価格な製品を
開発して納めること

なにも手を打たず、
従来通りを綱抜くなら
これがサプライヤの生きる道だ
ということになります。

が、これは
生殺与奪をOEMに委ねた状態と言えます

だからこそ
サプライヤ初のイノベーションを起こし
自らを起点に事業を生み出すことが必要なのです

サプライヤの責任は
機能を保証した製品を
納期通りに届けること

圧倒的な調達能力と
効率的な生産能力で
高品質な製品を
どこよりも早く提供することが
存在意義だというのであれば
それはそれで良いのですが、
そうでないというのであれば
そうじゃない道を探らなければいけません

例えば
顧客接点を得られる商品や
デジタルインフラを供給するための
技術を獲得する等
足掛かりが無ければ生きていけません

鍵となるのは
顧客価値に繋がるエコシステムを作れるかどうか
あるいは、
そのエコシステムに入れるかどうか

はたまた視点を変えて
サプライヤとしての能力をサービス化して自立するか

本質は顧客価値にあります

自らの価値を言語化し
どのように顧客接点を作っていくか
それを念頭に置きながら
新しい手段を探っていきたいところです

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