【影響力】燃え広げることの難しさ

自分を生きる




火を大きく燃え広げるためには
まずは火種が必要で
その上で十分な空気と燃料が不可欠になります。

人が起こそうとする変化を火に例えると
起点となる人が”火種”で
燃えるのを助ける”空気”は
きっかけや機会チャンスだと言えます。
そして、燃え広げるために必要な
“燃料”はまさに周りの人だと言えますが
言い換えれば周りの雰囲気も含めた
環境だとも言えます

どれだけきっかけがあったとしても
火種がなければ火は上がりませんし、
たとえ炎が上がっても、
周りが難燃性のもので囲まれていれば
火は広がりません。

たとえ、火を起こせたとしても
それを大きく広げることは
もっと難しいのです

燃え広げることの難しさ

火種を起こす難しさ

火種というのは
当事者のやる気とか
気力とか
活気とか
そういう行動の源泉となる
ポジティブな気持のことだと言えます

やる気はあるんだけど、、、

という言葉をよく聞きます。
気持ちはあるけど
行動には移らないということです。

ライターのスパークのような
小さい火花でもいいので
形に起こさないと
炎は上がらないのです

炎を上げることの難しさ

火種は燃料に触れて、
空気に触れることで
初めて炎になります

十分な空気と燃料があって初めて火がつくのです。

すなわち、
火種だけでなくて、
そのきっかけを後押しする出来事がなければ
いけないということです

燃え広がることの難しさ

ガスコンロの火が
行儀よくコンロの上でだけ
燃え盛っているように
炎が持ち場を離れて大きく燃えひろがる
ということは、普通にしていれば
起こりづらいことです。

火災や山火事のような現象は
意識外の何かが要因で引き起こる現象です。

自分の思い通りに火を操ることは
かなり難しいことだと言えます。

火を広げる方法

火種を絶やさない

チャッカマンとかが
付きにくかったとしても
無意識に火がつくまで何度も
点火動作を繰り返します。

それと同じで、
火種になりうる人の気力を
まずは絶やさないことが大事だと言えます。

火がつくまで根気よく繰り返すしかないのです

燃えやすい環境を作る

冬場は火事が多いと言いますが、
その要因は乾燥という
環境要因が大きいです。

同じように何かきっかけを与えたとしても
その燃え広がり方は
環境に大きく依存するので
結果は大きく変わってきます。

追い風を待つ

さらに言えば、
強く風が吹けば
さらに広く燃え広がります

例えば
手洗いうがいの注意喚起なんて特にそうで
この習慣は物心ついた時から
ずっと厳しく言われる付けられていますが
昨今のパンデミック状態が
結局一番の後押しになって
習慣化は推し進められています。

それほどに自分以外の要因が強く働くのです
←外的要因の話

最後に

最近プレゼン発表する場がありました

自分にあるチャンスが回ってきたので
その機会を利用して
“一つ大きな影響を及ぼせるように頑張ろう”
と、奮起したのです。

それなりに忙しいので
適当に流そうか悩む日もありましたが
チャンスを無駄にしたくない
という思い一心で資料を作り上げました

結果、言いたいことは伝えられて
聴衆からも
「初めて聞いた内容だ」
と感心されましたし、
「意識改革が必要そうだね」
のような変化に前向きなコメントも得られました

しかし、100点の満足感が得られたわけでは
ありませんでした。

その理由は、
“1つ大きな影響を与えること”
が自分の中の一番やりたかったこと
だったからです。

ちょっと燃えた程度で
燃え広がったとは
お世辞にも言えませんでした。

 

そこで得た教訓として、
・火種となる意識は絶やしてはいけない
・変化は簡単には起こらない
ということでした。

火のないところに
煙が立たないように
きっかけなければ
変化は起きないということ

燃え広がりはしなかったが
確かにボヤ程度には
火がついた実感があったのです

自分が火種を起こすよりも
確実に外的要因が大きく働きます

その瞬間に燃え上がらせられるかどうか
その準備をしておくことが大事なのです
←チャンスをつかむ話

それを逃さないように
今の自分がやるべきことは
火種になりうるその瞬間を
見逃さないようにすることです。

それだけは続けていきたいです。

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