【当たり前体操】精神論を脱する方法

自分を生きる





右足を出して左足出すと歩けるように
世の中には普遍の原理があります。

どんなに心が
“納得したくない”
とぼやいたとしても、
物理原則に従えば、
体を動かすことができます。

気持ちに引っ張られて
うまく行っていない時こそ
冷静に淡々とやるべきことをやると良いでしょう

“当然の結果だ”
そう思えるほどすんなりと
前進できます。

精神論を脱する方法

手段を添える

「頑張れ!」
というのは簡単ですが、
「頑張れ!」
と言われても無理な時は無理です。

そういう時には
どうしたら頑張ったことになるのか
を考えるのです。

 

勉強であれば、
あと一問解くとか

スポーツであれば
あと一本走るとか

そういった感じが良いです。

疲れてる長距離選手に
「頑張れ」
と言っても仕方ないです。

駅伝の先導車から
監督が選手に声をかける時
具体的な話や
具体的な指示を出しているのが
良い例だと言えます。

 

本当にもう一踏ん張りさせたい時
自分自身に対しても
人に対しても
「もっと頑張れ」
と言うのは効果が薄いといえそうです。

メカニズムに従う

例えば、
陸上競技において
槍投げとハンマーなげを比較すると
槍投げは助走を長く必要とするのに対し
ハンマー投げは小さなピット内で
完結していることがわかります。

これは、
人間がパワーを出す時
直線的な助走を取るよりも
回転エネルギーを使った方が
効率的だということを示していると
考えられます。

このように、
基本的に正解の型というか
“こうしたいのなら、こうすればいい”の様な、
一般解は何に対しても存在しているものです

 

ですから、
“気持ちで遠くに飛ばそう”とか
“気持ちで正確にやろう”とか
“気持ちで大きく声を出そう”とか
そういうのはナンセンスだと言えそうです。

どうしたらそうなるのか

それを意識して練習をして
本番はやってきた通りに
それを実践する。
その意識を持つと良いのです。

考えて行動する

例えば、
超難解な問題に直面したとします
これができなきゃ詰んでしまう。
そんなプレッシャーもあるとします。

そんな時、がむしゃらに
「なんとかする」
と行動を起こしがちですが
そんな時ほど、なんとかなりません。

 

手数を打つにしても
効果的な行動を選んで
1つずつ潰していく。
バツならバツでその理由を考える。
そして次の打ち手を考える

そうすることで、
どのルートから始めても
最終的に行きつくべきところに
行きつくことができるのです。

 

ダメという理由があるなら
いいという理由もあるはずです。

なんとかしようとするのではなくて
それを考えることが大事なのです

最後に

一年従事している開発課題が
大きく一歩前進した日でした。

“また一年分やり直しなのか”
そんな風に思わされるような不具合に見舞われて
心が折れそうになりました。
とりあえず一ヶ月は
苦労するんだろうなと思っていました。

ですが、
しっかりまとめていくと、
それは不具合というよりは
発見に近い現象であることがわかりました。

そして、
ちゃんと理屈を立てて考えて
全てにアプローチした結果
1週間かからず解決に至りました。

この事実は
大きな自信につながります。

何事も
「頑張ればなんとかなる」
という考え方をやめて
ちゃんと考えることが
大事だと言えそうです。

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