【所詮三年目されど三年目】新人と若手の違いとは

自分を生きる




社会人3年目を終えれば
ある程度経験を積んだということで
新人と言うレッテルが剥がれます

ただし
「新人が終われば、一人前なのか?」
と聞かれれば、
おそらく”NO”なのです

まだまだ知識不足の若手の
時代が続くのです。

新人と若手の違いとは

開発リードタイムが
企画構想から5年ほどかかるような
製品開発に携わる人であれば
3年というのは
1つの節目になるのではないでしょうか

とはいえ
社会人3年目を終えれば
いよいよ新人ではなくなるわけですが
まだまだ若手ですから
知らないことだらけで当たり前です。

一方で
いくつかプロジェクトを
経験したという実績がありますから
得たものを還元していく
という使命も間違いなくあるのです

すなわち、
“若手”というのは
新人の時に
10割占めていた学びの時間が
9割8割と減っていき
その代わりに
“実践の比率が増えた存在だ”
と言えるのです。

新人から脱却するためにも
また、その先のステージに進むためには
“学んだことをアウトプットしていく”
というフェーズが大事になるのです。

3年目という節目

所詮三年目だ

3年という月日があれば
いくつかの大きな流れを
経験することができるのではないでしょうか

それは企画構想から試作構想であったり
試作構想から製品成立性であったり
製品成立性から量産試作であったり
すると思います。

ただし、
まだまだ1つに過ぎないですし
所詮1区間程度ですから
自力で全て回せるような
“一人前”という存在には
ほど遠いのです。

だから
「まだまだ、知らないことばかりだ」
と思って然るべきなのです。

されど3年目だ

他の業種の人が
どんな3年間を過ごしているかわかりませんが
1年目から一人区で駆り出され
経験値を積みまくっている人も
少なくないと思います。

開発サイクルが早い開発設計者であれば
もういくつも新製品を世に出していて
おかしくありません

そういう人もいると考えると
3年間というのは
一人前になるには十分な時間だ
と、言えるかもしれません

だからこそ大切にしていきたいこと

先入観で仕事をしないこと

前もこうだったから
これもきっとこうだ。

そう言い切るには
経験が少なすぎることを
肝に銘じる必要があります。

人に頼るということ

若手がやるべきことは
ある程度仕事を
捌けるようになったところで
それを適材適所
関係各位に相談展開できる
ということだと思います。

自分一人で解決できることなんて
高が知れている
と割り切る必要があるのです。

一つずつ片付けること

上述したように
新人と若手の違い
もっと言えば
中堅やベテランも含めて
それらの違いはどこから来るかといえば
時間に占める学びの割合にあると思うのです

新人はやること成すこと
全て初めてなので
1から10まで全部勉強です

そこから、
一歩抜け出すためには
自分の武器を磨く必要があります
それがいわゆる経験やノウハウなのです。

そう考えれば
1つでも着実に武器を増やし、
さらに実践で使って磨いて、、
そんなことを繰り返していく必要があり
それが若手社員に求められることなのです。

確かに幅広くたくさん経験してきた
ということも誇らしいことですが、
実践で応用できない
武器にならない知識では
戦えません。

“一本でも武器を増やす”

そんな思いで仕事に取り組む必要が
あるのではないでしょうか。

最後に

社会人3年目を
終えようとしている今
感じることは

“一人前にならなければ”
と、気負う必要は全くないということ

むしろ
“まだまだ知らないことだらけだ”
と開き直るくらいが
丁度いいということ

とはいえ、
新人と区別されるためにも
“武器を磨く必要がある”
ということです。

 

つい先日、
一人前になったつもりで
意気揚々と仕事を進めていたとき
痛烈なご指摘をいただきました。

それは先輩エンジニアと
新米エンジニアの間にある
価値観のギャップに原因がありました

5年10年重ねてきた教訓に
若手の経験が至るかと言われれば
そんなはずもなく
なんでこんなに指摘されているのだろうか、、、
と困惑したまま
その場は終わってしまいました。

その後
「経験もしてないからわからなくて当然。
これをいい機会にして学んでいこう」
と上司にフォローしてもらい
改めて、
自分自身がまだまだ未熟であることを
再確認したのです。

先輩同士がする
ノウハウや経験をベースにした会話は
前提が飛躍しているので
当たり前のように置いていかれてしまいます。

そこに、
3年間ではまだまだ埋まらない
大きなギャップを感じました。

腹をくくって若手エンジニアらしく
4年目を迎えようと決心しました。

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