【感動を生み出す】ユーザー体験を想像せよ

自分を生きる




新しく何かを生み出す際には
“実際にそれを体験してくれる人の感情が
どうなっているのか”
そこに目を向けることが重要になってきます。

ユーザー体験を想像せよ

ユーザーはどのように感動するのか
ユーザーはどのように使うのか

自分が生み出したものが
その後どのようにユーザーに使われるのか
それを確実に予測することはできませんが、
想像することはできます

しかし
ユーザーがそれを使い始めてから
使い終わるまで
どのような感情の変遷を見せるのか
それを想像したことがある人は
極々少数なのではないでしょうか

そこに目を向けることで、
提供すべき価値が見えてくるのです。

事後を想像する

使った後が一番想像しやすいのでは
ないでしょうか。

課題があって、
それを解決して、
すっきりした状態。

相手が求めているものに
フィットしたものを提供して
相手の望みを叶えた状態

相手が求めているワクワク感を提供して
もう一度!
という次の要求を生み出しているような状態

単に感動といっても
いろんな状態があると思います。

つまり
相手の課題を明確にして、
それがどうなっているべきか
そのあるべき姿を想像するということです。

これは、
ビジネスの基本の考え方です。

 

ユーザー体験事後の感動が
まさに“あるべき姿”であり
それを想像することが
“解決手段を考えること”だとすれば
事後の感動を想像することは
“非常に有意義だ。”
と言えるのです。

体験中を想像する

ユーザー体験の、その最中
ユーザーは何を思っているのでしょうか。

それだけに集中してもらいたい
ものもあれば
その存在にすら気づいて欲しくない
そんなものもあると思います。

ここがまさに作り手のこだわりの部分である気がします。

ただし、
そこにこだわりすぎると
最初の目的、すなわち、
“ユーザーが求めているもの”から
少しずつ遠ざかってしまうこともあります。

とはいえ、
ここが“差別化を生むポイント”でもありますから
ないがしろにできません。

同じ価値を生むものであるならば
その体験が優れている方を選ぶのは
いうまでもないからです。

感動を届けることの難しさ

とにかく人を感動させたいと
そんな一心で作品作りをした経験があります。

“感動とは?”
を定義して、
それに向かって形付けていきました。

当時意識したことは、
“自分たちの作品が
一番パワーを発揮するための
前提条件をクリアすること”と、

“感動を与えるために
必要な要素と不必要な要素は何かを
明確にしたこと”と、

“その作品を披露した後に
どのような感情を抱いていてほしいのかを
軸として持っておくこと”でした。

 

結果は残らなかったものの
たくさんの感動を生み出すことができたので
当初の目標の1つはクリアできたのでは
ないかと思っています。

 

とはいえ、
今振り返れば、
こういう印象を与えたい
という押し付け的なこだわりも
多かったのかも知れないと
反省する点もあります。

 

なぜそうなったかといえば
生の声の反映が少なかったからです。

一発で100点になるはずもなければ
そもそも自分の考えが100点であるはずもないです。

もう少し謙虚に
かつ柔軟に対応できていれば、、

そんな後悔は未だに残っています。

最後に

何かを生み出す際に大切なことは
ユーザー体験を想像すること。
もっと言えば、
その体験中や体験事後の感情を
想像すること。

これが非常に大事だと言えるのです。

そのためには
明確な目標はブラさないこと
こだわりが押し付けにならないように
気をつけること。

そして、
その判断が正しいかどうかを振り返るために
フィードバックを受け入れること

これが重要なのです。

新しい挑戦をする際には
ここだけは忘れずに
やっていきたいです。

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