【機能拡張】道具の扱い方とは

自分を生きる




料理をする際に使う包丁も
スポーツをする際に使う用具も
仕事をする際に使う電子機器も
全ては人が本来持つ
手足と頭の機能を大きく拡張したに過ぎない
そう思います。

ですから、
道具を使って何かをすることを
そんなに難しく考える必要はない
そう思います。

苦手意識がある人にこそ
ぜひ採用してほしい
思考回路についてお伝えします

道具の扱い方

今回お伝えしたいのは、
道具とは、そもそも、
人が本来持つ体の機能を拡張したものである

ということです。

“これは苦手だ”
と思うものがあるのであれば
“それは、もし人が体一貫でやるとしたら
いったいどうなっていたのか”
と、想像してみてほしいです。

難しい
とかではなくて
「楽になったな」
と思うはずです。

便利になったと考える

例えば
パソコンやスマホなどの
電子機器を例にとると
機械音痴という人がいるように
多くの人が苦手意識を示します

しかし考えてみてほしいのは
それらがやってくれているのは、
人間が本来やってくれていたことを
代わりにやってくれているだけだ
ということです。

タイピングは
文章を書くという作業の
ハードルを大きく下げてくれているし

インターネットの機能は
足を運んで直接会話をする
という物理的な壁を壊してくれました。

別に敵ではないのです。
“できないことをできるようにしてくれた”
に過ぎないわけです。

その認識を持てば
“これは難しいからやりたくないな”
みたいな
余計な先入観を取っ払えるのではないでしょうか。

体の一部だと考える

例えば包丁は
手先が鋭利になった
と思えれば比較的簡単に扱えます。

その道具をどのように使えば
一番持ち味を発揮してくれるのか

そう考えると
持ち方とか、
力の入れ方とか
いろんなことが丁度いい感じになっていきます。

それもそのはずで、
どのように指を動かせば
物が持てるかとか
どのように関節を使えば
低い姿勢を取れるのかとか
そんなことは
深く考えることなくできていると思います。
それと一緒なのです。

体と同じように使う

スポーツでは
ルールにのっとった道具を使います。

それらは、
もともとはより遠くへとか
より正確にとか
そういった目的のもとで
最適な形になっているわけで、
わざと難しくなっているわけではないと言えます

こうすれば
一番効率よく力が伝わる
こうすれば
再現性良く動かせる

そのやり方が必ずあります。

それはぎこちなさとは
正反対に位置するものです。

力を出したいときの体の動かし方や
正確に調整するときの
体の動かし方をよく思い出しながら
それを道具に当てはめる

そうしていくと
想像以上にうまく扱えるようになります。

最後に

ホモサピエンス
他の動物と違うのは
言葉を虚構を信じられるということだ
というのが
サピエンス全史上巻で述べられていることでした。

それに加えて
やはり、
四肢を自在に操り
器用に物を扱うのも
人間らしさだと思います。

スポーツや家事
仕事や趣味
なにをするにしても
道具ありきである時代になってきています

それらを扱う際に意識したいのは
別に体と別物ではないということです。

PCのメモリーはさながら記憶能力の拡張機能
車は脚力体力の拡張機能
全ては、人が身一つだったら成しえなかったことを
可能にした事柄だと言えます。

全ての道具は敵ではない
この意識を持てれば
世界が少し変わるのでは。
と思います。

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