【引き上げる決断をする】サンクコスト効果は実際大きいのか?

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どんなにつまらない英語でも
映画館だと最後まで見てしまう

あれは
サンクコストと言われる
心理効果らしいのですが
正直ピンときませんでした

映画館で映画見るとしたら
最後まで見る以外の選択肢
ないと思っていました。

つまらないと判断したその瞬間に
席を離れる決断ができる人は
実際にいるのでしょうか?

サンクコストとは

サンクコストとは
先に回収不能の投資をしてしまったが故に
“損してしまうから”
という理由で、
引き上げるタイミングを見失い、

興味がない事柄や
損することが決まっている事柄に
時間や労力を費やしてしまう
現象のことを指します

関係を解消したほうがいいのに
ずるずると関係を引きづることも
その一種だと言います

この場合はどう考えますか?

負け試合を最後までやりきる

明らかに負けるとわかっている試合で
最後まであきらめずに戦い続けることは
サンクスコスト効果によるものなのでしょうか

せっかくここまで頑張ってきたんだから
最後まで頑張ろうよ
という気持ちになるのか?
と言われたらそうではない場合もあります。

むしろ僕の場合は、
もう負けることが決まっているから
と言って手を抜くことは
自分のプライドが許さないし
マナー的にもNGだと思います

損得で判断できるものではないので
この場合サンクコスト効果は
働いていないと判断します

しかし、
“頑張ろう”という気持ちを
先行投資させられてしまっているが故に
引き下がれないとしたら、
それはサンクコスト効果と言えるかもしません。

つまらない映画を最後まで見ますか?

確かに、
アマプラで映画を見る時
冒頭を見て詰まらなければ見るのをやめます

映画館で見る場合は
途中で見るのをやめる
という選択肢が頭によぎったことがありません

それは、
興味のない映画を
とりあえず見てみようと
映画を選択する人がそもそも少ないから
ではないでしょうか?

そもそも、
映画を見ると決めた時点で
最後まで見る以外の選択肢がない
ということもあります。

「それはすでにチケット代払っているし
損したくないから見てるんだよ」
と言われたら
「いやいや違うから。」
とすぐに否定してしまうわけですが

一方で、
「じゃあなぜつまらないのに最後まで見るの?」
と聞かれたたら言葉が詰まります

確かになんで最後まで見てしまうんだろ
と考えてしまいます。

今回改めて考えてみた時に

ジェットコースターに乗ったら
最後まで下りられないように、
映画館も入ったら最後まで
出られないものだと
錯覚していたことに気付きました

途中退出が禁止されていない中で
最後までお利口に見続けていたというのは
逆に何か別の暗示がかけられている様な気がします

ただそれは
“きっと面白い”という期待感が
そうさせているのではないでしょうか

自分が気になると思った映画は
きっと面白いはずだ
という自分の期待に応えることが
最上位の義務感に繋がると考えます

お金を払ってしまったから仕方ない
は、おそらく最悪諦められますが
「きっと面白い!」
という自分の期待を抑えてまであきらめることは
非常に難しいと思います

最後に

気持ちを駆り立てられると
引くに引けなくなることが見えてきました。

せっかく興味を持ったのだから
という人の気持ちにアクセスできると
ユーザー獲得に繋がってくるのかもしれない
といえるかもしれません。

相手の期待を焚きつける戦略を
考えていきたいところです。

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