【自分だけの人生じゃない】想像力を鍛えるチーム力とは

自分を生きる

YouTuberが30人規模の宴会を
夜通し行ったという話がありました。

厚労相の飲み会問題もあった後ですし
考えればリスクを冒さないのが当たり前ですが
なぜか「自分たちは大丈夫だろう」
そう考えてしまうわけです

 

これは、
単に想像力の欠如だという一言で
まとめられる気がします。

 

人目に触れないことは不可能で
すぐに拡散される世の中であり
そして、
一人の問題で済まされないということを
想像できなかったということです

 

ただし、
この想像力は
正直簡単には身につかないものだと思います。

著名人も含めて多くの人が
失って初めてその失敗の大きさを知っている訳ですから。

 

もし事前に身につけようとするのであれば
大きな看板を背負っている環境に属す必要があります

 

今回はそう考える根拠を
想像力とチーム力という観点で
まとめました。




 

想像力を鍛えるチーム力とは

自分の行動が周りの人たちに
どれほどの影響を与えるのか。
それを常に考えていられるような
想像力が大切になります

つまり、
自分が属すチームや自分自身が
“どれだけ周りに関わっているか”
そして、
“どれほど影響を与えるのか”
それを常々感じるチーム作りが重要なのです。

どれだけ周りに関わっているか

何かの活動に従事するとき

自分を支えてくれる人
自分とともに歩む人
自分に期待してくれている人

少なからずこの3種類の人々と関わります

これらの人と
どこまで深く関わっているかが
重要なのです。

特に支えてもらっている意識もなく
チームメイトに愛着もなく
ほぼ自己満的な活動であれば
周りの顔を思い浮かべながら
生活をすることはなさそうです。

しかし、

家族の支えのおかげで
時間を捻出できている自覚があり
切磋琢磨できるメンバーのおかげで
充実している認識があり
期待して待ってくれている人がいるから
頑張れるのであれば話は別です

 

自分が何か問題を起こした途端に
それらの人々を裏切ることになります。

 

そう考えると、
どれだけ本気で打ち込めるチーム環境であるかが
周りとの関わり方を決めると言えますから
想像力とチーム力は
密接な関係があると言えるのです。

どれほど影響を与えているか

影響力の大きさは
関わる人の大きさであり、
その界隈での実力そのものです

関わる人の大きさで言えば
どれほど多くのフォロワーを獲得しているか
ということになると思います。

そして実力というのは
その界隈でどれくらい評価されていて
どれくらい注目されているか
ということです。

 

上位指折りのチームであれば
当然のようにその業界を引っ張る存在であるし

結果は出ていなくても
毎年期待を持てる好感度の大きなチームは
華があり一定の人気を博すと思います。

 

自分たちの活動を待っている存在や
“自分たち自身がその業界の中核なのだ”
という意識が
想像力を養わせてくれます。

ルールを守れるかどうか

人は縛られることを嫌います

楽しみたくて足を踏み入れたのに
そこに属すためには
ある程度の制約は覚悟しなければいような
厳しいチームであれば
やめていくメンバーも少なくないと思います

そのリスクを抱えながらも
“チームを守るために”
もっと言うなら
“そのブランドを守るために”
厳しいルールを守れるのであれば
それは非常に強い組織だと言えます。

 

一個人である前に
チームを成す一部であるという意識。

そのチームに属すのであれば
チームを守ることが義務である
という意識。

代々受け継がれてきたものは
未来に引き継いでいかなければいけないという意識

これがあるチームは非常に強いチームです。

 

そして、
そういうチームに属した経験のある人は思慮深く
安易に周りに迷惑をかけるような行動はとらない
そんな考え方の下地がしっかりした人材に
育っていくのだと思います。

最後に

チームのブランド
チームの存在感

それを意識できるチームは強いチームで
そこに属すという経験は
自分や周りを守る想像力を醸成してくれます。

逆に言えば
それほどの環境にいないと
身につかないと言えるほどに
周りを鑑みて行動することは難しいのです

強いチームも
いきなり強くなったわけではなくて
周りの人を傷つけたり裏切ったりしながら
あるいは
周りの失敗から多くを学ぶながら
自分自身の大きさを知っていくことで
強い組織になっていったのだと思います

 

ですから、
今回のYouTuberの騒動も
インフルエンサーという生き方が
認知され始めたばかりであることを考えると
遅かれ早かれ
いつかは引っこ抜かれる話題だったのではないか
そう思うのです。

この事件で
YouTuber業界全体に迷惑をかけたことや
多くのファンから厳しいコメントをいただくことで
その業界全体が引き締まっていくのだろう
そう思います。

 

それよりも
普通に生きていたら
自分の存在がどれほどの人に影響を与えるのか
そんなことを定量的に知る由も無い
一般人がどうやってその想像力を鍛えていくか
それが重要だと思います。

 

まだ学生で
チーム活動に身を置いているのであれば
ぜひともそういう意識を持ってみて欲しいですし、

そういう経験をしていない大人は
今一度周りを見渡して欲しいところです。

それから
もしチームを運営する立場にいる人がいるのであれば
このチームの存在意義、ブランドというところに
今一度スポットを当て
メンバー全員でその活動について考えてみて欲しいのです。

本来の目的以上の
大きな使命感を背負う必要などないのですが
人材育成の片棒を担いでいることを
頭の片隅に置いておくと良いと思います。

 

自分が失敗しないように
そして
周りを傷つけないように
気をつけていきたいです。

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