【七夕の魅力】今年の願いは今年だけのモノ

今年も七夕がやってきました。

毎年繰り返しやってくる
行事のうちの一つでしかありませんが、
今年は今年。

今のあなただけが、
叶えたい夢や、
実現したい望みがあるはずです。

今年は何を願うのでしょうか。

七夕の魅力

好き勝手な願い事を
思い浮かべることができる日は
日本においては、
初詣と七夕くらいでは
ないでしょうか?

初詣は、
心の中に秘めた思いを
口からも発することなく
神様に願うのに対して、

七夕は、
心の中の願いを、
神様に祈るわけでもなく
文字に書き起こして、
さらに掲げるわけです。

人間は
人の目を気にする生き物ですから、
ときどき、
ネタに走ったりします。

だけど、
それも踏まえて、
人間らしい願い事の1つで、

それらが、
1つの笹の葉に飾られていくわけです。

人間は欲深い生き物だな。
なんて思ってるわけでなくて、

ただ、
今を生きるだけじゃなくて、
「こうなりたい」っていう
未来を信じる気持ちありきで
「今」があるんだ

と七夕は感じさせてくれます。
そんな七夕が僕は好きです。

色とりどりの願いが込められること

物心ついた時から、
七夕の行事は毎年すぐそばにあって、

毎年毎年、
機会があれば
色んな思いを書いてきました。

それほどに、
定着している文化で、
老若男女それぞれが、
それぞれの願いを
その時々の思いで
書き綴るわけです。

小さい子の
「ヒーローになれますように」
という願いも、

大人の
「みんな健康で過ごせますように」
という願いが、
同じ土俵で並べられるわけです。

人の数だけ願いがあって、
願いの数だけ
生活があるんだなと感じます。

願いを言葉に起こすこと

初詣との違いは、
心に秘めたままにするのか、
文字に書き起こすのか、
そこに多くがあるような気がします。

そして、
多くの人に見られる
可能性があるからこそ、

みんな、
見られて恥ずかしくないように
身の丈に合わせにいくわけです。

その人間らしさが面白いです。

「あー、恥ずかしくてウケ狙いに逃げたな。」
とか。

「あいつっぽいなー。」
「こいつ本気じゃん!」
とか。

誰が何を、
どうやって書いてるかで
色んな物語が
その短冊一枚に込められている気がします。

それぞれ一人一人が、
今の等身大の自分自信の願い事を
書くことに意味があります。

天の川が、
色んな星の塊であるように、

七夕も、
人と被らない
その人らしい願いが、

色とりどりに
笹の葉が飾られることで、
七夕は初めて完成するわけですから。

最後に

今年は何を願うのでしょうか。

毎年無条件で、
真っ先に思い浮かぶ
願いがあった去年とは
また状況が変わったなと思います。

七夕は
毎年めぐって、
欠かさずにやってくるけど、

それを迎える
自分自身は
全く別物になっているんだなと。

今年も
去年と同じことを
お願いできているとすれば、

それは、
すごく特別なことで、
実は、長い人生の中では
ほんの一瞬の出来事で
いつか取り返せなくなるものなんだと。

いつか思い出になってしまう
その前に、

願い事が願い事のうちに、
やれることをやりたい。

その願い事も、
“ナマモノ”で
鮮度があるので。

今年の祈りは今年のうちに。
今年だけのものですから。

今年は何を書くのでしょうか。
その言葉を大切にしてくださいね。

コメント

  1. […] 昨年も七夕の特徴と 魅力について熱く書きました。 →詳しくはこちら […]

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