【どこから攻めるべきか】”基礎から始める”とは

自分を生きる




“何事も基礎から始めましょう”
というのが決まり文句です。

基礎を抜かしていては、
その後どれだけ積み上げようとしても
実力として定着しません。

それは、
基盤ができてなければ
どんどん崩れ堕ちてしまうからです。

では、
“基礎”とは実際何なのでしょうか?
何をもってすれば
“基礎ができた”
と言えるのでしょうか

“基礎から始める”
と言った時にどのようにして
進めれば良いのか考えてみました。

基礎ができたとは?

〇〇とは?がわかる

例えばスポーツであれば

“そのスポーツがどのような条件で行われて
どのようにしたら点が入り
どのようにして勝敗を決めるのか”

それがわかっていることが重要だと思います。

ルールがわかった上で
一連の流れを理解し、
自分が今どこに根ざしていることを
やっているかを把握する必要があります。

勉強についてもそうで、

“公式がわかっていれば
基礎ができているか”

と言われたらそうではなくて、

これを使って何を明らかにするのか。

それをわかっていることが重要なのです。

例えば、
微分はある関数の
瞬間的な変化量を
求めることができるもので

積分は
ある範囲での変化量の総和を
求めることができるものです。

公式を覚えて
数式をごちゃごちゃ変換できることだけが
基礎ではないです。

“それが何のためにあるのか”

それを理解して初めて基礎と呼べるのです。

言語がわかる

専門的な学問の場合
専門的な言葉を知らない限り前に進めません。

外国語のようなものです。

世界や文化が違えば
使われる言葉も違うのです。

英語の基礎は
単語力でも文法力でもなく

形がなんであれ
コミュニケーションが取れる

ということだと思います。

筆談でも調べながら
翻訳しながら会話を前進させられれば
問題ないのです。

 

ただし、
他の学問であれば
そのコミュニケーションの土台が
グラフであったり、
帳票であったり、
図面であったりします。

まずはその土俵に立つことが大事なのです。

ですから、
それが何を意味しているのか
という部分を理解するためにも
深く掘り進めていく必要があるのです

基礎は何から始めるべきか

結論、何から始めても良いと思うのです。

最初っから上級者編を引き当てたとしても
それを一個ずつ時間をかけて
紐解きながら読みすすめていけるのであれば
それで問題ないと思うのです。

ただし、
難しいものであればあるほど
“解説がそもそもわからない”
ということになりますから
何階層も掘り下げる必要が出てきます。

何をするにせよ
大事なことは、
それがどう使われるのかを理解することです。

単語だけ知ってても仕方がないのです

そこから何がわかるのか。
そういう観点で進めていきたいです。

最後に

僕自身暗記が嫌いで、
すぐに応用に飛びついてしまう癖があります。
高校時代は、
その悪い反面ばかりが色濃く出てしまい
たくさん失敗してきました。

そんな失敗経験があるにも関わらず、
根気よく初級編からやるのが
未だにどうしても苦手で
そこから入ると長続きしません。

ですから、
実戦から入り、
わからないところを念入りに練習する
この方法に振り切ることにしました。

実際ゴルフは
コースに出てから
練習の質が変わりました。

製図の勉強も
何枚も図面を書くことで
必要なところが見えてきました。

きっとこの方法が
僕にとっては正しいのだろうと思います。

 

実は、
このゴールデンウィークの自主課題で
面白そうな本を4冊借りたのですが
2冊は訳わからなすぎて
読むのやめようと思いました。

経済の本と世界史の本です。

『もう少し背景知識手に入れてから
また読みに戻ろうか』

と思ったのですが、
これは絶対できないやつだ
と悟りました。

一度心折れた難易度ですが、
自分の勉強のスタイルを確立できるように
根気よく深堀りしながら
読みすすめていきたいです

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