【思い出は賞味期限付き】まとめることの大切さ

自分を生きる

任された役目を終えた後に
それをレポートとしてまとめるということは
仕事の中でも非常に重要なウエイトを占めると言えます

逆に、まとめ切らずにそのままにしてしまったとしたら
それは非常に罪深いことなのです。

まとめることが大切だと言える理由

チームのためになるから

自分がやったことを
後に残る形に残さなかった場合、

後から同じ問題に直面した人は
100%同じことで悩み
同じ道筋で答えに行き着きます。

それはチームとして非常に勿体無いことです。

悩むという時間は
信じられないほどたくさんの時間を使ってしまうため
想定できないからです

基本的に悩む対象は答えがない問題です。

自分で悩んで
人に相談して
やっと納得して
先輩から違うと言われ
路頭に迷って、、
そんな風にぐるぐる回ってしまうものなのです。

その工程を、
また同じように後世に味わわせるかどうかは、
それがあなたの手に委ねられている

とすら言えるのです。

自分が答えにたどり着いた
そのプロセスをしっかり残せていたら

同じ悩みにたどり着いた人に
一瞬で答えを提供できるのです

そうできれば、
悩むという時間を0にできます

結果として、
チームにノウハウを残せることになり
長い目で見て大きく貢献できるのです。

自分のためになるから

まとめるという作業は
言語化する作業であり
ビジュアル化する作業です。

言語化とビジュアル化の話

目的と結論を文字で示せれば
「こうしたかったら
こうやって解決しました。」
のように、要点を明快に示せます

傾向調査のようなものなら
グラフにすればいいし

何か改善がテーマなら、
その前後を並べればいいし

何か新しものを考えたのなら、
その詳細を絵で残せばいいのです

 

そうやって
言語化した情報と
ビジュアル化した情報は
頭の整理につながります。

逆に、言語化できないものと
絵で書き表せられないものには
根拠がないと言えます。

そこを再検討することは
自分の理解の穴を埋める作業になるし
後世に残課題を残さないための重要な作業とも言えます。

仕事だけの話ではない

部活やサークル活動のような
学生時代のチーム活動には
マニュアルのようなものは基本的にないと思います

それは、
毎年毎年リセットしては
1からその年の代がチームの構築に挑むからです。

ですから、
毎年代替わりの際には同じような悩みを抱え
新入生が増える時期には同じような問題に直面し
本番直前はバタバタするのです。

主人公が変われば
同じバックグラウンドだったとしても
ストーリは変わってきます。

それもそれで一つのドラマだと言えます

しかし、
ここで同じ悩みを解決したという
先輩のノウハウがあったとしたら
そのチームはどうなるのでしょうか

悩んでぶつかることなく、
平坦な道を楽に進むだけ

そんな未来もあるかもしれませんが

きっと、余裕が出た時間で
新たな課題に挑戦するという未来も
あると思うのです。

未来のチームに何かを託すのならば
先輩としてその足掛かりを残してあげたいです。

最後に

形に残せなかった実績は
賞味期限付きだと言えます。

その形が見えるうち、
自分が口を出せるうちは
効果を発揮するものの、

時間とともに記憶も薄れ
印象的な部分だけを残して
細部がどんどん抜けていくのです

 

一方で、
形に残すことができれば
それは歴史として
確実にそのチームに残り続けるのです。

 

自分が一生
今の環境にい続けるなんてこと
そうそうないです。

そうはいっても、
今いる環境に費やす時間は
とてつもなく大きいものですから

自分が離れた途端に
過去の人になるような
そんな存在になるのは悲しすぎるのです。

エゴと言われてしまえばそうですが
自分が残した成果を
費やした時間を残せるのも
形にしたからこそです。

今一度、
やり切ること
形にすることを意識するべきかもしれません。

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