【期末面談】成果について考える

自分を生きる




自分の一年の成果は
苦労の大きさで
評価されるわけではありません。

チームに貢献したものから
順番に評価されるのです。

 

成果について考える

頑張りが評価されるわけではない

自分が苦労して
時間をかけてやってきたことが
一番評価されるのか
と聞かれれば
そうではないのです。

苦労する時間の多くは
トラブルの中にあったりします。

 

なかなか足掛かりが見えずに
時間をたくさん費やして
なんとか対処したものも
大きな成果ではありますが、

あっさり上手くやり切れたものの方が
自分にとっても
チームにとっても
大事な成果だったりします

 

一概には言えませんが
時間がかかって
苦労もする物は
先の見えない序盤から中盤にかけて
頻発する物である気がします。

 

一方で成果というのは
“果(はて)に成る”
わけですから
集大成のような物だと言えます

つまりは、
苦労した時間と
成果を生み出す時間というのは
時間軸としてあまり交わらないものだ
と言えるのです。

 

ですから、
苦労話を美談にするには
苦労の延長線上にある何かで
成功を残さなければいけないのです

ストーリーの中の一部であることが大事

これが課題で
ここに注目して
このように対応しました。
その結果こうなりました。

そうやって流れを語れる成果物は
人からも多いに認められます。

ストーリーさえあれば、
形容詞も尾ヒレも
何でもつけたい放題の
盛り放題です。

成果を主張したいのであれば、
全体の流れを悠々と語れるように
するべきだと言えるのです

自分の中の当たり前が評価される

面談では上司から
長所と短所について
コメントをいただけます。

短所は自分が一番よくわかってる物なので
人から言われる短所と
まぁまぁ合致するものです

一方で長所には中々気付けないものです
ましてや、人が自分の何を認めてくれているのか
それについては益々わからないものです

 

それもそのはずで、
“長所”だったり
“人より優れているもの”というのは

人が苦手意識を持っているものを
自分が上手にこなせてしまうので
人から見て良く見えやすいので
優れていると評価されるのです。

 

自分にとっては当たり前にできることが
人にはものすごく難しいことだ
ということが世の中にはたくさんあるのです。

“黙っているのが得意な人”
“英語が得意な人”

そんなひとがいれば
当たり前のように

“喋らずにいれない人もいれば”
“英語が話せない人もいるのです”

 

自分にとっての
当たり前のものは

当たり前ではなくて、
習慣化して身についている
自分だけの武器なのだ

そう言い切ってしまっても
良いかもしれません。

最後に

客観的に評価されると
苦労度という尺度で見てもらえないので
冷静に自分のチームへの貢献度が見えます
どの仕事の評価が高いのかわかります

 

自分の今年一番苦労したことが
自分の得意なことではなくて
どこの成果のストーリーにも属さず
時間と体力だけを費やすようなものであれば
やり損としか表現しようがありません。

そういう意味で
苦労にやりがいを重ねるのは
避けた方が良いのです

 

逆に、
容易に明確な成功のイメージが浮かび
得意なことで構成されていて
簡単にやり切れてしまうものに
従事した方が輝くのです。

至ってシンプルなのです。

最大効率で成果を残せるように
努めていきたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました