ロジカル思考に必要な”こだわりを捨てる力”

仕事をしていると
“ワンスライド ワンメッセージ”
という標語が出てきます

これは
一枚のスライドで伝えられることは
1つだけであるということを伝えています

ですから、
あれもこれも伝えたいと
お節料理の様なカラフルで
キレイなスライドを作成することが
望ましいというわけではないのです

どこに行っても聞くような
いわば基本中の基本の様な考え方ですが
これを実践するのは中々難しいです

例えば
“太りやすい夜食はこれだ”
というスライドを作ろうとした時に
“これを食べないようにしましょう”
というメッセージが混ざると

“太りやすい食材はこれです”
とわかりやすくられるしただけのスライドに

特にこういう理由で
これを食べてはだめだ
というメッセージを載せると
主のメッセージである
“太りやすい夜食”
というメッセージがぼやけます

それと同様に
今日伝えたいことは
〇〇です

という軸を決めているのに
所どころ、都度都度脱線していては
一番伝えたい主張がぼやけてきてしまいます

とにかくシンプルを目指していきたいです

最後に

例えば、
ラーメンの作り方を教えているはずが
料理を楽しむ方法を伝えていたり
逆に、
料理の魅力を語っていたはずが
ある特定の料理のおいしさを語っていたり
論点が微妙にずれてしまうようなことが
少なからずあると思います。

すなわち
一番自分が大事にしているこだわりが滲み出てきて
それに主張が占拠される
様な感覚です

この考え方に身を任せてしまうと
本筋から逸れることに対して鈍感になってしまいますので
結果として、”本筋が理解できないやつ”という
レッテルを張られてしまうことになります

その結果与えられるはずだったチャンスを逃すことになりますから
脱線しないように主題を掴む能力を磨き上げることが重要であることが見えてきます

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