【日常の難問】相談ごとについて考える

自分を生きる




人の相談ごとについては
より幅広い可能性も含めて考えられるのに
自分のこととなると、
なぜかそうはいかないものです。

そこには
いわゆる第三者目線になれるから
という明確な理由があるのですが
当事者になると
冷静にそのような対応を取ることができません。

それはおそらく
“決めてほしい相談”と
“後押ししてほしい相談”
があるからです。

もやもやしている時は
そこを”自分”と”相手”の中で
明確にすることで
よりスムーズに軋轢なく
会話を進められると思います。

相談ごとについて考える

相談の本質は
“自分だけじゃない”
という状態になることです。

自分の決定が
自分だけじゃなく
第三者の後ろ盾がある
確固たるものなのだ
と言いたいのです。

あわよくば
後ろ盾は有識者であり
上位の存在であり
むしろ当事者であってほしい
ところです。

そのような状態とすることで
本当にこの選択で
間違っていなかったか、、、
と、いつまでもくよくよ悩む未来を
避けたいのです

決めてほしい相談

自分はこう思うんだよね?
どう思う?

と聞いておいて
右を選んでも
左を選んでも
でも、、、でも、、
と否定をしてしまう
生産性のない会話があります

それはおそらく、
もう自分では決められないんだ
という意思表示なのです。

優柔不断でいるのが
一番相手にとってストレスであるにもかかわらず
そんな態度をとってしまいます

そうなるのであれば
腹をくくって
“僕はこう思ってるけど、
こういう理由で決められないから
決めてくれない?”
と言ってしまうのが一番だと思うのです。

ちゃんと理由を言えば
「自分でやれよ」
とはさすがに言われないと思います。

後押ししてほしい相談

自分はこう思うんだよね?
どう思う?

と聞いておいて
右を選んでも
左を選んでも
でも、、、でも、、
と否定をしながらも
「結局これがいいんだよなー」
と振り出しに戻っていくような
生産性のない会話があります

これは、
もはや初めから
それしか頭にないタイプの相談です。

自分で選んだという責任を
できるだけ分散させたいのが狙いですから、
「いいじゃん!」
と強く肯定する相談を聞く側の
早期判断が必要になります。

最後に

人のことは
慎重に本気で考えられるのに
自分については時として
自暴自棄になるような
判断をしてしまう。

そんなことがあります。

それは頑なになっている
部分があるからで、
“きっと無理だ、、”
と中途半端に
腹をくくってしまっているからです。

そういう時は
相手の意見をもらう。
決めてもらうよりはマイルドにですが
「自分ならそっちだよ」
という意見があると
楽になれます。

自分の決断を
自分自身で客観視するのは限界があります。
バイアスがかかるからです。

ですから、
自分の立場を明確にした上で
相談することを続けてほしいです。

そしてその時には
決めてほしいのか
後押ししてほしいのか
それを明確にしておくといいと思いました。

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