【理系職を楽しむ】技術者の使命とは

自分を生きる




 

技術者の使命は
“技術を生み出すこと”
そして
“技術として残すこと”
だと言えます。

 

技術者というジョブを楽しむ

就職はガチャガチャのようなもので
どんな
上司や職場
同期や仕事を割り当てられるのかは
神のみぞ知るもはや運の領域です

ホグワーツの組分けや
RPGのジョブのように
何かしらのきっかけで
仕事を割り当ててもらえます。

そのどれもが
予想外の展開をもたらすのです。

 

第二の人生だと思って
自分のジョブが
果たすべき使命・役割を理解して
全うすることも
1つの人生の楽しみ方だと思います。

今回は
ざっくり”技術者”
というジョブを与えられた人間が
その役にはまり込んで楽しむためには
どんな気の持ち様でいれば良いのか
考えてみました。

技術者の使命とは

理系職として就職して
仕事をして
給料をもらって生きていくわけですが、

どれくらいの人が、
“自分はこの分野の第一線だ”
と自覚を持ちながら
働いているのでしょうか

せっかく生業として、
“技術者”を与えられたのであれば
その使命に全力で向き合ってみて欲しいのです

技術を持つこと

技術とは
英語で言えば
“technic”ですから
多くの日本人は
スキルや技を想像します。

 

一方で
技術は国語辞典には
広い意味での“方法・手段・手法”を表す
と記載されています。

そう考えれば
技術を持つということは
たいそうな大技を持っている
ということではないのです。

 

何かわからない未知のことを
明らかにする手段・手法を技術とよび
その技術を生み出す人を
技術者というのです。

自分が担当した課題に対して
知識とノウハウ総動員で解決に導く
その武器を持つことから
技術者人生は始まるのです。

技術を生み出すこと

技術といえば
開発や特許のようなイメージがあります。

新しい発見
技術開発をしてこその
技術者だ。

不可能を可能にしてこその技術者だ
そんな風に感じます。

技術として残すこと

そして何より大切なのが
“技術として残す”
と言うことです。

会社から給与をもらいながら
会社のお金で仕事をします。

 

営業は
顧客からニーズを聞き出し
案件として価値提供します

 

経理は
正しくルールに則って
管理された帳簿という形で
価値を提供します

 

調達の場合は
なるべく安い原価で仕入れた
材料が存在価値になります

 

技術者は
文字通り
技術を生み出して
技術を残すことで
会社に存在価値を示すのです

 

自分に対して
出資されたお金を
技術に変換する必要があるのです

これはいわゆる”ノウハウ”
というやつです。

技術を受け継ぐ
と言うように、
多くの伝統的な文化は
口頭で口伝いに受け継がれてきましたが
サラリーマンの場合は
ノウハウはドキュメントとして残すのが筋です

それが技術論文とか
特許とか仕様書になるのです。

これが成果物と呼ばれて
自分の費やした時間とお金の結晶だ
と言えるのです。

最後に

“技術として残す”

この言葉が
かっこいいな
と思いました。

設備とか製品とか有形のものでもなく
伝説や噂話のようなものではなくて
知識ノウハウという資産にする

これこそが使命なのだ
そう言われているような気がしました。

 

世の中には
強豪や大手と呼ばれるような
グループが他ジャンルにわたって
たくさん存在しています。

そのどれもが
何かしらの形で自チームの強みを握っています。

それが残っているから
チームらしさが色あせることなく残るのです

技術が残っているチームというのは
そういった強さを持っています

 

 

せっかく技術者として
この世に生を受けたのであれば
その使命を全うしたいです

自分のやってきたことはこれだ
と、胸を張って言えるような
技術を後世に受け継ぎたいです。

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