【前に進む儀式】反省会をするべき理由

自分を生きる




年を取るにつれて反省会
というものをする機会が減ってきている気がします。

小学生の頃は
何かと反省会があったような
気もします。

今仕事を通じて
反省会をやる機会があります。

反省会なんて名目ではありませんが。

この反省会に従事したひと月で、
大きく成長した気がするのです。

反省会を通じて得たものを通して
やるべき理由をお伝えしたいです。

反省会とは

そもそも反省会とは
何かのイベントがあった時に
失敗や成功も含めて
全てを洗いざらい振り返り
次回に生かすために残す。

そこまでが反省会だと言えます。

反省会を運営するためには、
出来事を時系列で振り返るために整理する必要があります。
また、特記事項については
深堀をして原因究明に努める必要があります。
そして最後に
次に同じ経験をする人が
その教訓を活かせるように文章に起こす必要があります。

このような活動を経て、
一つのマニュアル
1つの歴史年表として
残るものが作れれば
大きな財産とすることができ
それが反省会の成果物といえるのです。

反省会をやるべき理由

整理する能力がつくから

大きなイベントをやった後に
振り返ろうと思えない理由は、
やってきたことが膨大だからです。

自分のやってきたことが大きすぎて、
位置からたどろうとすると
日が暮れるどころか年が明ける

そんな規模のものもあります。

だからこそやりたいのです。

きりがないからやめようを
やっていると
一生振り返ることができないまま
生涯を閉じていきます。

別にそれでも生きていけます。

ですが、
振り返って
自分のやってきたことを
根こそぎ掘り返して
冷静に眺める時間を採ることができれば
自分の大きな成果にも気づけるし
自分の大きな過ちにも気づけるので
次の自分の一歩がより戦略的になります。

原因究明力がつくから

何かやらかしたときに
反省文を書かされることがあります。

正直うんざりします。

例えば、
遅刻したとして、
それを題材で何千字も
反省文を書けと言われたら
どんどん枝葉を広げざるを得なくなります。

それでいいのです。

そうやって、
これもだめだったかも
あれもだめだったかも
と、しらみつぶしに要因抽出に取り組むことで
つぎの失敗に生かせるようになります。

もちろん
成功事例についてもやるべきです。

今回上手くいったのは運だ
と、結論付けているチームが
次も勝てるかと言われたら怪しいです。

一方で、
偶然勝てたとしても
その勝因を事細かに分析して
その偶然がうまく勝利に結びついた
理由を見出せたとしたら
そのチームは運をも味方に付けるような
強いチームになっていくことだろうと思います。

伝える力が身に付く

反省を自分だけにとどめず
人につたえようとして
文章化する
というところまでできれば
最強です。

対話で伝える場合は
不足している情報を
都度補いながら会話を進められるので
比較的容易ですが、
文章となるとそうはいきません

だれがどのタイミングでよんでも
同じように伝わる必要があります。

それをやりきるためには
文章を書く能力が必要になります。

この能力は
文章で人に何かを伝えようとしたことがある人だけが
手に入れることができます。

文字に代わるものが生まれない限り
この能力に長けている人が
結果を残していくという構図は変わらないと思います。

ですから、
是非ともトライしてほしいのです

最後に

反省会なんてばかばかしい
そう思う人もいるかもしれませんが
それをバカにしなかった人は
必ず報われます。

反省会を通して、
出来事をしっかり整理する力
問題を深堀する力
それを伝えるためにまとめる力
それらがまとまって手に入る訳ですから

そもそも反省会は
挑戦した人にだけが経験できるものです

その権利を放棄することが
どれほどにもったいないことか。

良い悪い関係なしいに
何か結果が出たのであれば
ぜひ、反省会を開いてみてください。

必ずあなたの為になることでしょう。

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