あなたの嫌いな言葉はなんですか？
嫌いな言葉について深く考えて、
絶対に言わないと自分と約束することで
なりたい自分に近づいていけます。
言葉の力はすごいですから。
今回は僕が禁句にしている
「ツケが回ってきた」
についての話です。
僕の場合は、
「ツケが回ってきた」が
僕の中で”嫌いな言葉ベスト３”に入ります。
今まで楽をしてきたツケが回ってきた。
サボったツケが回ってきた。
これを言ってしまうと、
いろんなことを、ひとくくりに
過去のせいにできてしまいます。
ツケが回ってくるとは？
過去の自分からの置き土産
「ツケが回ってきた」
と、言いたい時ってのは、
明らかに過去の自分が
サボったことが原因です。
納期や締め切りの近いものを
直前まで放置してしまい、
最終的に苦しい思いをしながら
やる経験はありませんか？
あの時、寝ちゃったからとか、
計画的にやらなかったからなーとか、
後悔しながら、やる羽目になってしまいます。
いつかの自分に借金を背負わす
“ツケ”ってのは借金のことです。
お勘定を、そのとき払わずに
「今度払うから」と
先延ばしにすることです。
人生に例えるなら、
やるべきことを先延ばしにすることが
まさに”ツケ”に相当します。
当時の自分は楽をして、
今の自分が気力と体力と
お金を使って対処するわけです。
最悪なのは、時間的にも体力的にも限界で
何かのせいにして
諦めてやめてしまうことです。
借金を踏み倒すことです。
ツケを回さないために
無理をして、
また明日、また明日、、、
と、パスを繰り返すと
それもまた”ツケ”につながります。
ですから、自分のキャパを理解して、
やれる範囲の仕事を引き受けることが大事です。
できるだけのことをやる
“できないことまで引き受けない”
ことが大事です。
元からできない仕事量だったのか、
単に自分がサボったのか、
ここは確実に切り分ける必要があります。
そのためには
自分がどれだけ時間があって、
どれだけ体力と気力が
あるのか把握しておく必要があります。
万が一引き受けてしまったら、
気力体力フル動員でやり切るしかありません。
未来の自分に
「苦労させるけどごめんな。」
と思いながら、
あとは自力でなんとかしましょう。
自分の１００点を決める
仕事のクオリティも
“下の下”から”上の上”まで
９段階くらいありそうです
到達すべきクオリティは
“割ける時間”に
比例すると思います。
つまり、
自分の時間と目的と重ねて、
“今回の１００点はこのクオリティだ”
と、事前に約束することが
大事なのです。
計画を立てる
締め切りがあるから、
直前に焦ってしまうわけです。
極論締め切りがなければ
ツケも回ってこないわけですから。
余裕を持った計画を立てられれば、
苦しくなることもないわけです。
回すツケもないということです。
リフレーミングする
今日はいいやってなるとき、
「面倒くさい」と言っちゃいます。
こういう根本的な口癖も
もろとも禁止してやればいいんです。
“面倒くさい”
は、
“あと少し”
というようにしています。
こういう諸悪の根源について
根本的に見つめ直して、
断絶してしまうと楽になります。
（⇨面倒くさいの話）
言葉の力は強いですから。
最後に
“今を生きる”ことが
人生のテーマである自分にとって、
その当時サボったことの
積み重ねであるこの言葉は
“敗北宣言”に等しいです。
正直数年前まで口癖でした。
そんな自分を恥じて、
気持ちを入れ直した時から、
やはり考え方は大きく変わりました。
過去を言い訳にすることを
やめることができましたし、
あと一歩踏ん張ることが
できるようになりました。
“口に出したくない言葉”を
自分との約束事として決めておくと
なりたい自分に近づいていけるのかもしれないと思いました。
コメント
[…] ⇨めんどくさいとは […]
[…] めんどくさいなーと思うことばかりだし ぐちぐちうるさいなーと思うことばかりだし 理不尽なことばかりだし なんでこんな目にあうのでしょうか […]