【旬の話】やりたいことの扱い方

自分を生きる




やりたいことには賞味期限がある
ということを痛感して早数年たちますが、

夢もモノと同様に
期限を切らすとゴミになる
ということに気づいたのは
まさに今日の話でした。

やりたいという感情は
一番熱く一番脂ののっている時期に
やりきることが重要で、
もしそのタイミングを逃してしまったのであれば、
潔く捨てたほうが良いと思いましたので、
その詳細をお伝えします。

やりたいことの扱い方

腐らす前にやれ

やりたいことは、
本当に賞味期限が短いと思います。

それこそ、
高級なフルーツのように、
年中おいしそうに見えて、
響きだけで心くすぐられるようなものですが
一番おいしいシーズンは限られていて
且つ、一番おいしい完熟の瞬間はスポット的にしかない
なんともわがままな代物です。

例えば、
はまったゲームを全クリしないまま
化石になっていくような現象も
それに近いのではないでしょうか。

自分の手元にないときの憧れは強いが、
いざ、手を付けようとしたときに、
まだ早熟だから寝かそう
みたいな発想になって、
そのうち腐らせてしまう。

そんなことも多々あるものです。

ですから、
鉄は熱いうちに打つし、
うまいものも旨いうちに食うべきなのです

腐ったら捨てろ

“これがやりたい”
を大事に抱え続けていると
“次のやりたいこと”と被ってきます。

被ってくると
3つも4つも”やりたい”が重複してきます。

人間のキャパシティは限られていますから、
そうなったら最後何かを諦めるしかないのですが、
それでも諦めたくない気持ちが強くなると
全部を中途半端にして、
何一つ成し遂げられないということになります。

そうなるくらいなら、
捨てたほうが良いのです。

いつまでも抱えていても、
手が空いた時には、
世の中で必要とされないものにすら
なり得ますから。

捨てたくなければ漬けろ

どうしても
“捨てるにはもったいない”
という気持ちがでてくる時があります。

だったら、
もう漬けるしかないです

漬物の世話はしないのではないでしょうか?
漬けたら、当分放置だと思います。

すなわち、
視界にも入らないところに置いておき、
もう使うとき以外手を付けるな
ということです。

捨てないにしても、
手からは放す必要があると思うのです。

最後に

今日何年も前の花火が出てきました。
もちろんもう使えません。
ただのゴミです。

その時は、
夏を感じたくて
わくわくした気分で手に入れたはずなのですが、
いつの物かわからない花火は
当時のワクワクした気持ちまで
一緒に連れてきてくれることはないです。

そこに残るのは
ただのゴミなのです。

何とも残酷で寂しいものだな。
と感じるわけですが、

これは、
自分が熱いうちにやりきらなかったせいで
ただのゴミになってしまったものって
信じられないほどたくさんあるな。
ということを物語っています

 

旬なうちにやることが難しければ
ゴミになる前にやる。

ゴミになる前にやるのが難しいのであれば
瞬間的に処理をする。
今すぐにやる。

それしか回避する術は、
ないのではないでしょうか?

 

いつまでも
大事に抱えることだけが
大事にすることではないことを
教訓としておきたいです。

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