【基本に忠実】伊藤羊一氏の講演の感想

日本で生きる

エネルギッシュなキャラクターの裏にあったのは
1つ1つ積み上げた小さい成功体験でした。



 

伊藤羊一氏の言葉

動き出す前に勝負が決まっている

動き出す瞬間には
「この場合はこうだ」
と自分の中で方針が決まっているものです。

ですから、
行動を起こす前にどれだけ深く考えておくか
それが重要だと言います。

考えるとは、結論を出すことです
ですから、
結論をすぐに下せるように
自分の中で理屈付けしておくこと
方針を常に決めておくこと
それができていれば即断できます。

即断力は行動力を生みます。
行動力が未来を変えますから、
事前準備の大切さがわかります。

思考力と即断力のちがい

即断力が
事前にたくさん考えて
行動の方針決めをしておく
いわば準備の力である一方で、
思考力があるというのは
じっくり考えて
正しい結論をだす力だと言います

思考力を事前準備に持ってこれれば
それは即決力につながるということです

考えすぎて行動が遅くなる
というのは実は表裏一体だということでした

リーダーとは決める人のことだ

リーダーは日々決定を迫られる人のことです
即断即決を迫られる人にとっては
ビジョンが重要だと言います。

このチームが目指すべきはこの方向だ
と、常に意識し続けること。

これが重要だということです。

そして
“そのビジョンを共有すること”
“仲間の困りごとを吸い上げること”
それを目的として
1:1の対話を続けること
それがリーダーの務めだということでした

地道な努力を繰り返す

小さいことをやり続けることで
いつのまにかその分野でNo. 1になる
といいます。

小さなことを積み上げていく
その成功体験が自信になる
その成功体験が能力につながる

結局泥沼から這い出るのも
自分の努力一つ
誰かの支えはあるかもしれませんが
結局踏み出すのは自分自身

自分を支えてくれるのは
自分自身の成功体験だけなのです

最後に

元気なおじちゃん
そんな印象を与えてくれる
伊藤羊一氏

彼の話で驚いたのは
若い頃は失敗の連続で
鬱状態になり
酒がないと眠りにつけず
良いと不安で吐きながら会社に行ったということでした

会社も行けなくなってきた頃もあったと言います

それでも立ち直ったのは
仕事で成功体験ができたからだということでした

その経験から、
自分の中で仕事はこうあるべきという
方針が立ったといいます
そこからは
どんなに小さな仕事も1つずつ対応し
自信を積み重ねることができたと

その自信は
誰にも負けないナンバーワンの自分らしさになったといいます

誰かの支えでも
運よく舞い込んだきっかけでもなく
地道に行動できた自分の行動力だけが
未来を切り開いたということです。

逆に言えば
自分の影響力で
他人をどうこうできるというのは
思い上がりだということです。

相手が行動し続けられるように
自分ができることは
小さくきっかけを与え続けることだけです
それが相手にはまることを信じるしか術はないのです。

相手がいつか踏み出せるように
種を蒔き続ける。

それが仲間としてできる
唯一の行動なのです

それを意識して行動していきたい
僕はそう思いました。

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