【六次の隔たり】コロナの危機感を煽る話

日本で生きる




 “六次の隔たり“という
有名な仮説があります。

全ての人や物事は6ステップ以内で繋がっていて、
友達の友達…を介して世界中の人々と
間接的な知り合いになることができる、
という仮説@wikipedia

この仮説をコロナに当てはめると
『なかなか危ないな』と
感じられると思います。

 

自分に一番近い人がいます。
コロナで言えば
濃厚接触者に数えられる人のことです。

この人が”1次の隔たり”だとすると
その人が接触する可能性がある人が
“2次の隔たり”になります。

2次の隔たりの人が
濃厚接触者だった場合
自分は濃厚接触者では
なくなります

しかし、
自分の家族が濃厚接触者と
濃厚接触していたとしたら
外出自体自粛しようとすると思います。

 

さて、
ここからが問題ですが、
3次の隔たりで
濃厚接触者が出た時に
どのような処置を取るでしょうか。

 

例えて言うならば
子供が学校でコロナ感染者と
濃厚接触をしたとします。
その親は2次的な濃厚接触者です

その親が会社で接触する人が3次的な濃厚接触者になります。

この3次的な濃厚接触者が
自分の家族だった時に
自分は4次的な濃厚接触者になるわけです。

そう考えると
4次の隔たりでの濃厚接触というのは
かなり近いと感じると思いますが、
『自粛しようと』とまでは思わないですよね。
『近いところまで来てるなー』
とは感じつつも
変わらずに生活を続けると思います。

 

電車やエレベータなどの
密室空間を考えると
もはや辿れない場所で
自分自身がそういう人と
接触しているということも考えられます

そう思うと、
本当にどこまでも辿れてしまいます。

 

Aさんが感染者だとします
BさんはAさんの同居人です
CさんはBさんと同じマンションに住んでいて
出発時間が同じなので
毎朝挨拶を交わす仲です
DさんはCさんと電車で毎朝乗り合わせ
終点の駅でおります
EさんはDさんと同じ会社で仕事をしており
Eさんは現地調査が仕事なので
日本各地を飛び回り、
今日はたまたまFさんの家にお邪魔しました

 

AさんとFさんは6次の隔たりですが
一生会うことがないほどに遠い関係です。
それにもかかわらず、
感染経路という観点から考えると
あまりに近いのです。

皆さんはどう感じますでしょうか

僕は思った以上に感染リスクが
すぐそばにあるのだと
ようやく認識できました。

自分自身はすでに
遠い関係で接触しているのだ
という意識を持つべきかもしれません。

世界は思ったよりも小さく
世間は狭いのです。

気をつけていきましょう。

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