【徒労の正体】二度手間という名の呪い

“徒労”というのは、
“骨折り損”のことで、

無駄な労力を割いてしまった

というときに感じる
疲労感のことです。

こいつは結局の所、
“無駄なことをしてしまった”
と思うから感じる感情です

無駄だったと思わなければ
徒労を感じることなく、
また、前に進めるわけです。

今回は、
徒労を感じるその瞬間と向き合い

そして、
その対処法を考えたいです。

無駄を感じる瞬間

あなたはどんなときに
無駄だったと感じますか?

具体的に言うなら、

・新人を
丁寧に教育していたのに
辞められてしまった時

・仕上げた仕事が
見当違いで
やりなおしを食らった時

・答えが出ていたものに
努めていた時

・期待していた成果が
得られなかった時

 

そんなところでしょうか

総じて、
結果として残るものがなかった時。
またやり直す必要がある時。

そんな時だと言えないでしょうか

それはつまり
“二度手間を被る時である”
と言えませんか?

結局同じところまで戻って
二度目のトライを
求められるわけですから。

二度手間とは

上に書いたように
無駄だと思い
徒労感を感じる瞬間

往々にして、
二度手間を被っていると言えます。

無駄なことは二度手間を生むし
二度手間は無駄な事だ

という事です。

では二度手間とはなんなのか。
噛み砕いていきます。

それは手戻り

手戻りってのは
バツを食らって
またやり直す必要が
出てきてしまう事です。

まさに、
同じ事に
二度目のトライを
必要とする瞬間のことです。

それは足踏み

あなたが、
丁寧に仕上げた仕事は

実は、
誰かが同時にやっていて
もう答えが出ていたり

少し前の自分が
すでにまとめていたモノで
重複しているだけだったり

結果として、
今の自分の労力は無駄であって

現状一歩も前に
進めていなかった瞬間

の事を言います。

まさに、
必要のない手間を
かけてしまった瞬間です。

簡単な対処法

それは、

やる前に
今から出す結果を
確認する

ということです。

 

 

 

上の例でも触れましたが、
結果が残らないものに対して

そして、
結局やり直しだったり
現象維持だったりで、

スタート地点から
変わってないじゃん

っていう事実に
徒労するわけですから。

ですから、

“欲しい結果”
ってやつを
自分の中で
確実にしてから
進めること

が重要であると
わかっていただけたでしょうか?

 

ちなみに、
急にやめてしまう
人材については

予測不可能な
災害みたいなものなので
仕方ないです。

それから、
それについては
無駄ではありません。

あなたが、
費やした時間で、
失いたくない
と思うほどの人材が
育ったという事実
があるわけですから。

欲しい結果は?と聞く

この一言を
自問自答で繰り返すことを
お勧めします。

最後まで仕上げた後に、
意味がないことやってた
って知ると悲しいです。

そのためにも、
“まず初めに”
何の意味があるのかを
確認する。

ここだけは
ブラさない。

という軸を持つこと。
これが必要です。

タイトルをつける

一目でわかるように

パワポの最上部や
エクセルの上の方のセルに

なるべく見やすく
“何をしたいのか”
書いておくのが効果的です。

そして末尾には
“その結論”
を書きます。

やる理由と結論は
1対1ですから。

重複しない工夫をする

1度やったことを2度やらない

あと、
これさえできれば
二度手間撲滅できます。

これは根本的には
人間の記憶力の問題です。

一度やったことを
忘れてしまうことなんて
多々あるのではないでしょうか?

そんなことへの対処法は1つ

その瞬間にやりきること。

もう二度と
同じことをやる
余地を与えないこと。

これに尽きると思います。

足の長いプロジェクトで
あればあるほど、
昔のデータを
見に行きたくなります。

そんな時に、

すぐに使える形に
まとまっていれば
何の労力も割かないわけです。

その日の仕事は
その日勝負だと思って
やりきるクセをつけたいです。

最後に

成果が出ないと、
徒労感を感じ、

徒労感を感じると
やる気を失い、

今日も何も成せなかった

と、
負のスパイラルに
陥ってしまいます。

 

この二度手間さえ
倒せる方法を
身につけられれば

成果も付いてくるし、
徒労感から解放されるしで

二乗で効いてきます。

 

僕自身トライ中です。
理屈がわかれば
あとはやるだけです。

一緒にこの呪いから
解放されて
身軽に日常を
過ごしていきましょう!

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