【過去と生きる】振り替える意義

自分を生きる




長距離走をしていると
自分が5km 10km走ってきていたとしても
あまりその事実を振り返ることはしません

ゴールがどれほど遠いのか
残りの数キロをどのように走ろうか
そんなことを考えます

それほどに
目標達成に向けて一生懸命だからです。

それ故、
自分が走ってきた道
すなわち努力の過程を
見逃しがちになるのです

振り返る意義

今回お伝えしたいのは
遠い目標だけを追うのではなく
定期的に振り返り
自分の現在地と
それに至る道のりを振り返ることには
大きな意味があるということです。

自分の成果が見える

今自分が手にしているすべてのものは
自分の過去の成果物だ
ということです。

長い距離を走ってくると
今どこにいるのかという事実よりも
あとどれくらいあるのか
が気になってしまいます。

今より未来を優位に立ててしまいます。

確かに未来を見据えると
至らないところだらけかもしれませんが
今自分が持っているものは
紛れもなく自分の実力ないしは
働きかけによるものだと思うのです。

当たり前でないことに気付ける

例えば、
今自分がここに生きていること。
この年まで生きてきて
多くの人に囲まれていること

多くの知識を持っていて
技術も習慣も身に着けている

この状態が
一朝一夕で作り出せるのか
と聞かれたらおそらくNOです。

自分が生きるこの状況が
つまらないほどに当たり前に感じていたとしても
それは信じられないほどの苦労の上にある訳です

この事実を忘れたくないです。

続けていく勇気になる

今の自分の当たり前が
数知れない努力の上に成り立っているとするならば
自分のことが少しは誇らしく見えるのではないでしょうか。

今困難に直面していたとしても
数年後には当たり前のことになっています

そう考えろと
苦しいと思える今この時を
達成した感動を味わえるその瞬間を
大切にしたいと思えます。

最後に

振り返ることで、
過去から今にかけて
自分が積み上げてきた事実に気付くことができます

今自分が立っている場所は
過去の自分が積み上げたもので
紛れもなく自分が築き上げたものだと
自信を持っていうこともできます。

困難な過去の課題が
今や当たり前の事実になっているように
今困難だと思っている課題は
将来的にはもはや覚えてすらいないものに
なっているかもしれません

そう考えると、
考え方ひとつで
今をもっと愛せるようになるのではないでしょうか

お勧めは
2週から1か月で振り返ることです。
2,3か月たつと当たり前に馴染んでしまうので
成果や努力に気付けなくなるからです。

課題があれば、その現状を書き
達成した暁にはその経緯を記し
どのようにその課題を乗り越えたのかを
振り返るきっかけとして残すことをお勧めします。

そのエピソードは必ず未来の自分の為になります。

なるべく引き延ばさずに
丁寧に振り返る習慣を身に着けたいものです。

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