【戦後75年】託されるものの使命

あとが短いと悟った人間の
残された術は
これからを生きる人に
託すことだけです。

託された人は、
忘れないこと。
行動に起こせなくても
思い出すこと。

それが大切だとおもます。

2020/8/6を迎えて

2020年になりました。

今を生きる自分達からしたら、
つまらないことだらけで

自分の生活について考えるしか
術がない状況にある気がします。

あれも中止これも中止、
口を開けば自粛。

考えることをやめたくもなります。

こんなご時世ですが、
変わらずに意味を持つ日が
やってきました

8月6日 広島が被爆した日です。

世界で唯一の
被爆国である日本人が
世界平和を主張する日です

話によれば世界は
世界平和から
どんどん離れているようです。

隣国の核開発に始まり
各国のナショナリズムの流れ
それから米露の
軍縮管理条約の期限も切れるようで

もはやこの世からいろんな縛りごとが
なくなるような
そんな流れがあるようです。

さて、我々日本人は
どうするべきなのでしょうか

託されるものの務め

多くの日本人が
託される側の人間です。

日本のトップも戦争を知りません。
つまり託された側の
人間であるということです。

託された人間は
その日が消えないように
次に伝えなくてはいけません

僕らは今
何を知っているのでしょうか?
何を伝えられるのでしょうか?

情報が多く流れる時代です。
見たくなくても溢れんばかりの情報が
流れ込んできます。

その中にどれだけ

8月6日について伝える内容が
あったのだろうか

国のトップは何を世界に
発信しているのだろうか

どんな切り口でもいいから
まずは、興味を持つこと
関心を示すところから
始めたいです。

最後に

97歳の男性が
当時懇意にしていた女性が
被爆して亡くなった時に
その知らせとして受け取った手紙を
平和記念資料館に寄贈したそうです

決して目を覆うような
痛々しいものではないですが

想像力を膨らませると
それは心に刺さる物語を
秘めているようでした。

身近な小さな記憶でさえ
大きなきっかけにしたいという
思いがそこにはあります

記念館に飾られる
いくつもの遺品
映像化された作品
記念日に指定された日

誰がどんな思いで
そのメッセージを込めたのか
知ろうとすることが大切だと
僕は思います。

それが今を生きる
僕たちの務めです。

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