【人類最大級の発明】「書く/描く」ということ

人間の神経伝達系は
火花のようなイメージでよく語られます。

電気信号とも呼ばれます。
火花も電気も、瞬間的です。
永続的に残るものではありません。

だからこそ、
そのイメージはすぐに
書き残す必要があるわけです。
そして、描き起こすんです。

脳みそ × 書く/描く

これが最強のメソッドになります

言語について

人間の言語は一次元的で、
時間軸に沿って
一方向に進む性質があるらしい。

論理的に話すことは、
あくまで聞き手の頭の中で
その情報を積み上げやすくする工夫です。

人間の脳みそは複雑で、
五感をフル活用して得た情報を、
記憶として保存してしまいます。

五感で得た情報ってのは
言ってしまえば、
かなり多次元です。

視覚の情報だけで3次元的で、
時間軸も加わって4次元。
そこに精神的な軸や、
体感的な軸が加わります。

ここで課題になるのは、
それを人に伝える術ってのが、

1次元的な性質を持つ
言語が基本であること。

だからこそ、
その言語はなるべく体系立てて
並べる必要があるし、
可能であれば図示化する
つまり”描く”必要があるわけです。

思い出す作業が一番大変

そもそも、
文字というのは
記録やノウハウを伝えるために
生まれたもので、

それが生まれた何千年も前から、
残すことについて、
人間は限界を感じていたわけです。

だから、
現代を生きる僕たちも、
基本的に
「ものは覚えらんない」
と思った方がいいのかもしれません。

思いついたアイデアも
瞬間的に忘れていくと
思った方がいいです。

だから、
どんな些細なことも
文字に起こして
残しておく必要があるんだと思います。

身近な苦労話

何かの調査や研究、
課題に対するレポートを書くときに、
手が止まってしまうことを
あなたも経験したことが
あると思っています。

これは、
最初は、”書けそうだ”と
思ったわけですけど、
その”書けそうだ”を忘れてしまって
手が止まるわけです。

ですから、
”書けそう”と思ったその根拠を
文字に起こして
見返せるようにして
“書残す”必要があります。

小さい作業もなるべく文字に起こす

文章にまとめ始めて、
自分が感覚的にやってきた作業が
意外と一般的でなくて、

その瞬間の臨機応変の対応とか、
ルールとかそういうものが
組み合わさったものであることに
気づくことがあります。

上にも述べましたが、
基本的に文字に起こさないと
消えていくわけですから。

日常の作業をメモして残す。
セーブして続ける。

このクセを定着させることで、
最終的な作業の効率を
飛躍的に伸ばすことができると思います。

“描く”ということ

人間は本来感覚的な生き物ですから、

文字がなくても
伝わるような形に
直すことが重要になります。

アプリなんかも、
基本的に使い方を読んでから
使うというよりは

感覚的に
触り始めることの方が
多いわけです。

伝える方も
一から言葉で伝えるのは骨が折れます。

聞いてる側も、
一つ置いてかれると、
もうついていけないわけです。

これからますます、
図示化、抽象化、まとめる力
これらが重要になってくると思います。

むしろそのスキルがないと、
必要とされなくなるのではないか
という危機感さえあります。

まずは言語化して、
それを図にしてまとめる。
図を駆使して、
伝えたいことを一枚のレポートで伝える。

僕自身も、まだまだ使いこなせてませんので、
このスキルを習得する2020年7月にしたいです。

最後に

人間の主なインプット手段が
五感に頼ったものである以上、
なるべく五感に訴えかける
アウトプットを作成できる必要が
あると思いました。

それから、
もちろん素晴らしい記憶力が
あることも承知の上ですが、
人間は忘れる生き物です。

忘れてもいいように、
文字も、紙もメモ機能も、
発明されたわけです。

なるべく脳みそに頼りきらない、
覚えてられないと割り切って、
外に残す。

このインプット方法にシフトしつつ
アウトプットでは、ビジュアル化する

言葉を過信しない。
言葉は一方向に流れていくもので、
基本的に積み上がらない。
このことを意識して、まとめていく。

書き残して、描き起こす
このキーワードで頑張ってみませんか?

僕自身まだまだこれからなので、
ともに意識していきましょう。

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