【今を生きる】今この瞬間の尊さを考える

自分を生きる




今回お伝えしたいのは
今この瞬間は尊いということ。

二回目の人生があったとしても
一つの決断を変えたとしたら
そこから続く未来は全く別のものになります。

“今があるのは過去の自分の選択のおかげ”

この当たり前の事実に
ありがたさを感じたいです。

今この瞬間の尊さについて

今は勇気ある決断の結果である

人生は大きな選択の連続です。

“この選択をしなければ
もっといい結果が待っていたはず”

そう思って悔やむ瞬間も
もちろんあると思います。

 

ですが、
その決断のおかげで
今の人生に繋がっていることは否めません

 

人生は
出会った人や
訪れたイベント
感じた価値観で構成されます。

もし別の道を選んでいたら
今ある大切にしたい関係や価値観には
出会えていないはずです。

今あなたが持っている挫折や後悔も含めて
一品一様で尊いのです。

今は克服の記録である

辛い出来事なんて
無ければよかった。

と思ったとして
本当にそうなのでしょうか。

 

例えば、
もし2020年1月にコロナ感染者を乗せた
フェリーの来航に対して
上手に対応していたら

例えば、
もし一回目の水際対策にうまく対応できていたら

今の生活は
今より良いものになっていたのでしょうか。

 

この質問に対して
「そりゃそうだ」
と自信満々に応えられる人は
そんなにいないのではないでしょうか。

 

学校の行事や
スポーツを含めた様々なイベントが
下火になっていることによって
生じた気持ちがあると思います。

ですが、
音楽を披露できなかったからこそ
伝えたい音楽が生まれたと思います。

教育の格差を埋めるために頭をひねった結果
様々なサービスが生まれたと思います。

 

当然のように、
この出来事のせいで苦汁を飲んで
未だに辛い思いをしている人もいると思います

一方で
コロナのおかげで深まった絆
進歩したテクノロジー
変わった価値観があります。

 

人は挫折を通して大きく成長します
これは人類史で繰り返されている
間違いない事実です。

 

痛い目を見たほうがいいというわけではないです。

ですが、
人生はそうやって前に進んでいくものです。
人類史もそうです。

自分が感じた辛い思いは
いつか振り返ってみた時に
自分にとってかけがえの無い物だと言えるはずです。

失ったものを大切にして
今を生きることが大事なのです。

最後に

別れの無い人生を選ぶことはできません。
ましてや出会いの分だけ
別れの数は増えてきますから、
幸せな時間だけを手に入れることもできません。

幸せの時間と辛い時間は
背中合わせです。

人がいつかは死んでしまうように
辛い時間だけをさけるということはできません。

 

それでも生きてきたから今があります。

 

“今”は、
辛くても前に進んできた決断そのものであり
その決断の結果そのものです

 

そう考えると非常に尊いと思えます。

この一回きり
自分だけが選んだ自分だけの人生を
大事に大事にしたい。
そう思えないでしょうか?

 

やり直したい過去があって当然ですが、
それを克服すれば
今よりきっとよくなる
というのは幻想です。

今抱えている後悔を一つ消せますが、
同時に手に入れたものを
いくつも手放すことになるからです。

 

今できることは
今この瞬間に決断をするということだけです
過去はその糧とするしか術はないです。

今だけが未来を作るのだという考え方の元
今を懸命に生きていきたいと思うばかりです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました