【ボードゲームから学ぶ】単一戦略・複数戦術とは

自分を生きる




 

金持ち父さんの起業する前に読む本
@ロバートキヨサキ
では

戦術とは何をするかで
戦略とは戦術をどう遂行するかについてのプランだ

と簡単に戦略と戦術の違いが記されており
そのあとに

戦争で勝つためには
一つの戦術と多くの戦略を駆使することが重要だ
と繰り返し強調する教官がいた

と軍隊時代の経験談を引用しています

これは、
「単一戦術・複数戦略」
というらしいです。

その意義を
ボードゲームを通じて学びました。

ボードゲームから学べる理由

ボードゲームは
ざっくり
・運用素
・駆け引き
・勝利条件
から構成されるものだと言えます。

これらが巧みに組み合わさるので
同じ条件のゴールを目指すにもかかわらず
毎回の展開がランダムになり
その都度、頭を悩ませることになるのです。

頭を悩ませるということは
難しさに直面しているということです。

難しいということは
自分の瞬間的な処理能力を超えている
ということですから
そこでの経験はまさに学びに直結するのです。

単一戦術・複数戦略を学ぶ

単一戦術とは

文字通り
勝つためにとる方法を1つに絞りなさい
ということです。

そして、
成り行きではなくて
狙った勝ち方で上がりなさい
ということです。

例えば、
ババ抜きでさえ
「カードを相手より先に0にする」
という1つの勝利条件に対して
「相手に引いてもらって勝つ」
「自分が引いて勝つ」
2パターンの勝ち方があるように
より複雑な要素が絡み合う別のゲームであれば
かなり多くの勝ち方があります

そうだとしても
勝ち方を定めないまま
成り行きでプレーをするのは良くない。
ということです。

その代わりに
勝ち方を定めて
そこに向かって
一直線で戦うことを推奨するのが
単一戦術という考え方なのです

複数戦略とは

戦略とは
その戦術を発揮するための
計画やプロセスのことです。

どんな盤面に出会おうと
自分の勝てる形に持っていく計画が
戦略なのです。

ですから
“複数戦略”とは
文字通り
勝ちシナリオを遂行するための
いくつものプランを持っている状態のこと
を言い、
できるだけ多くの選択肢があった方が良いことは
一目瞭然だと言えます。

 

また、
“戦略”とは”経験値”であり
それは、
“手数の多さ”であり
“選択肢の広さ”だと言えます

瞬間的には
最善の道を選ぶことが必要で
長期的には局面を予想することが必要です。

つまり
戦略には奥行きも幅もある
ということです。

想定次第しだしたら
キリがないものなので、
“複数”すなわち
“できるだけ多く”の戦略がある方が
有利に戦いを進められるのです。

単一戦術・複数戦略である必要性

ゲームの範囲は無限ではないです。
サイコロやルーレットには数の限りがあり、
カードの種類や枚数も限られています。

ですから、
進行とともに
必ず終わりが近づいてくるのです

言い換えれば
始まった瞬間から
ゲームエンドに向けて
着実にゲームは進行しているということです。

停滞はないのです。
誰かが有利で
誰かが勝つのです。

ですから、
いつまでも様子見で
いくつも選択肢を持っておくのではなくて
「早く勝利条件に到達する」
という思いのもと
なるべく序盤にきっぱり戦術を決定して
それを推進する必要があるのです。

これは
ゲームの世界を飛び出しても同じことで、
いくつもの上がり方
勝ち方をケアしようとすればするほど
身動きが取れなくなることを意味しています。

ですから、
まずはゲームという公平なルールのもと
単一戦術・複数戦略を学ぶことには
意義があるのです。

最後に

ゴルフは戦略のスポーツだと言われます

自分の得意な形でプレイを進めるための
戦略を考えるからです。

ですから、
狙い通りにプレーできた時は
この上なく気持ち良いのです。

 

それから、
ボードゲームが楽しくてやめられないのも

“何点取ったら勝ち”とか
“手札をなくしたら勝ち”とか
“早くゴールに着いたら勝ち”とか
そういった単純な勝利条件にもかかわらず

サイコロやルーレットや
カードを用いた運用素と

プレーヤー同士の駆け引きとが
絡み合い

毎回違う戦略
違うゲーム進行が楽しめるからです。

 

そして、
戦略は前述したように
奥行きと幅があります。
経験値と共にどこまでも増えていくので
上達しても底がないのです

だから、
やり込み尽くしても
永遠に楽しめるわけです。

戦略は何に対しても本質は変わりません

勝てる方法を実行するために
そのレールを引くのです。

この力をどこまでも鍛えていきたい
そう思いました。

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