【何者かに成れ】爪痕を残す意義

自分を生きる




難しいことに挑戦した時、
一応頑張っては見るものの
「ちょっとわからないな」
と上司にアウトプットを一蹴され
「自分は未熟だったな」
と思って幕を引くような悲しい出来事も
生きていれば何度もあります。

これは、
以前も記載しましたが
挑戦だと思っているから
“挑むこと自体に意味がある”
と思ってしまうのです

挑戦ではなく
チャンスだと思わなければいけません。

 

“この活動で自分は何を掴むのだろうか。”

それを常に意識する必要があるのです。

 

とはいえ、時として、
上手くいかないこともたくさんあります。

そんな時は、

“何かここで成果を残さなくては、、、
チャンスを逃してはならない!”

そう思って、
取り組んでほしいです。
そうやって残した爪痕が
後々に自分の為になります。

 

そして、
“自分はこんな存在だ”
と強く主張できる要素の一つになります。

 

爪痕を残すとは

爪痕を残すという言葉は
大災害などに見舞われた結果
その地形にその名残が形として残った
というような事象を表す言葉です。

その痕跡を見れば
経験のない遥か未来の人でも
「ここではこの出来事があった」
という事実を知ることができます。

“一過性の出来事で
生涯残る痕跡を残した”

ということですから、
肯定的に捉えれば
“存在したという証を残すこと”
であるといえます。

爪痕を残す意義

多くの場合
一人の人間が
毎日遭遇する一過性のイベントは
何もしなければ記憶の彼方に葬られ、
二度と思い出すことはなくなります。

積極的に参加したイベントでさえ
意識しなければ
何もないまま終わっていきます。

有意義そうな記事や
配信動画を見て
“学んだ気になる”
と言うのが典型的なパターンです

そんな時に、
しっかり考えたことを
文字にして残しておくと
それは形として残ります。

 

大事なのは
“考えたこと”を
“文字に起こす”ということです

ノートやメモに板書を取るだけではダメです。

なぜなら、
それはイベントそのものの記録であって
あなたが発した爪痕ではないからです。

あなた自身が考えることで
あなたが発信した爪痕なのだと
捉えることができます。

 

また、
考えるだけではだめで
文字にして、
メモなりノートなりに
記録する必要があります。

頭の中のイメージを
具現化することは
非常に難易度が高いからです。

文字という形で
頭の外に出してみることで
その曖昧さが具体的になります。
そして、
しっかり形として爪痕を残すためには
もうひと捻り必要であることに
気付かせてくれます。

“形にして残そう”
とすることで
学びが何倍も深くなります

最後に

例え思い付きだろうが
せっかく行動したのであれば
それを爪痕として残しておきたいです

さもなければ、
あなたの第六感でひらめいたアイデアは
検証されないまま
無に帰してしまうからです。

第六感
あなたの価値観の権化で、
あなたの経験則からベストアンサーを
脊髄反射で教えてくれる優秀な感覚です

そこから発せられる指示には
何かしら狙いがあるはずです

しかし、
ひらめきですから、
その狙いは形に残りません。

ですから、
行動している時に
“この衝動に突き動かされた理由は何なのか”
それを考えてみてほしいです

そして、
その理由を意識して行動し
その衝動が正しかったのか
答え合わせをしてあげてほしいです

このフィードバックがないと
“思い付きの行動はだめだよね”
というありきたりな教訓になって
今後、ひらめきを邪魔してしまいます

ですから、
アイデアやひらめきの様な
形のない衝動に体を突き動かされた時こそ
何とかして爪痕を残してみてほしいのです

きっと有意義な学びが得られます。
是非意識して見てほしいです。

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