【新人の働き方】裁量を与えるのはいいことなのか

自分を生きる




  
新人ながらも裁量を持って働ける職場と
新人は、新人らしく育成してもらいながら
来たる時までそれなりの仕事をする職場があります

どちらが良いのでしょうか

裁量を持って働ける職場

同じ裁量を持って働くでも
結果として
全く異なる未来が待っている場合があります。

全ての責任と
全ての成果が自分のものだ
という意味ではどちらも同じです。

何が違うかと言われれば、
その仕事の難易度が違うのです

一番理想的な職場と言える理由

その職場では
新人に対して、
しっかり難しい難易度のテーマを与えます。

一筋縄ではいかないテーマを与えます。

その環境で、
一から仮説を積み上げて検証を実施し
トライアンドエラーを積み重ねながら
前に進めることができれば、
ものすごい推進力を身につけることになります。

トライの数だけ学びがあり、
成功の数だけ喜びがある環境ですから、
非常に有意義だといえます

一番残酷な職場だと言える理由

入った瞬間から即戦力
すぐにチームの役に立てて、
達成感が得られる。

これは
裏を返せば誰でもできるということです

別に経験や能力がなくても
ある程度できますよ
ということです。

このレベルの仕事を一生懸命やって
褒められたとしても、
常に同じレベルを
グルグル回るにすぎない状況に陥るわけです

新卒で入社した若いエネルギーを
ふんだんに使い捨てるような構造になっている
と言っても過言ではないと言えるのです。

教育をしてもらえる職場

教育を十分にしてもらえる環境というのは、
それだけの人材を教育するには
時間と人工とお金が必要になりますから、
それだけお金があり
体力のある会社だということです。

ですから、
非常に恵まれた環境なのだ
ということもできます。

一方で
誰かがマネジメントしたものが
降りてくるという構造は変えられないので
難易度の高い価値のある経験については
お預けのままだという時間を過ごすことになるのです。

 

会社目線で考えると
非常に失敗が少ない
安全な経営スタイルだと言えます。

なぜなら、
できる限り失敗させずに、
効率的に人を扱うわけですから。

一方で、
自力で何かをやらせたほうが
コスパがいいことも間違いないのです。
なぜなら、
お金をかけずに
自力で挑戦して学びを得てくれるわけですから。

そう考えれば
理想としては、
教育は仕事の中でさせて、
浮いたお金を開発に回す。

それが一番理想的だと
考えることができます。

最後に

どちらの境遇が良いのでしょうか。

使いたおされる
働き方だけは避けたいのは確かです。

教育してもらえるというのは
非常に恵まれていることではありますが
効率的な部分もありますが、
経験の濃さでは劣ります。

最終的に武器になるのは
教えてもらったことよりも
失敗から得た自分だけの教訓であることが
多いと思います。

少なからず
挑戦できる環境というのは
有意義ですから、
たまにはそのような場に身を置くことも
考えていきたいです。

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