媚びて培う顧客志向

自分を生きる

気持ちよくなりたい人を
気持ちよくさせるということを
日本では媚びを売るとか
太鼓持ちだとか言ったりします

良い響きではないです

ですが、
まあそれはそれでいいのではと思います

自分を気持ちよくさせるしか能のない人は
相手の利益よりも自分の利益を気にしますし
結果よりもメンツを気にします

そうなるよりは
目の前の相手が
してほしいこと
されて嬉しいこと
欲しい言葉などを
積極的に与えて上げる方が
よっぽど意味があると思うのです

それなのになぜ
相手を立てて
相手が喜ぶであろうことをする行為は
気持ちよく見えてこないのでしょう

恐らくそれは
その裏にある
「自分かわいい」
が見えるからなのだろうと思います

相手からの高評価を勝ち取るために
先行投資している様なしたたかさが
見えることも一つの原因だと思います

とはいえ、
僕はこのスキルは凄いと思うのです

動機がどうであれ
相手が喜ぶことができるということは
社会生活をする上での基礎が出来上がっていることを
意味すると思うのです

世の中の一人でも多くの人が
喜ぶことをすることと
誰か一人を喜ばせることは
規模の大小はあれど大差ないと考えるからです

分かりやすく
「これ言ってくれたら凄く喜ぶよ!」
とアピールしている人に対して
しっかりそれを届けるということは
ある意味でいい練習になると思うのです

“くだらない”
と、かつては思っていたことですが
顧客志向を身に着けたい自分にとっては
恰好の獲物です

逃さず食っていきたいです

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