【現実を見よ】”あの頃は良かった”という言葉は良くないと言う話

自分を生きる




今回お伝えしたいことは
あの頃はよかったな
という言葉は
余りにも不毛ではないか
ということです

人類は立ち止まることなく
前に進み続けています

その結果古きが滅びては
新しきが生まれ
一つ壁を越えれば
一つ壁が生まれる

そして一個人で言えば
若く活発な時期もあれば
老いもある。

そんな当たり前のサイクルを繰り返しています

こと日本においては
深刻な賃金停滞と
物価上昇に伴う
内需の低下が起こっており
精神的にも寂しい雰囲気が
漂っています。

昔を生きていた人からすれば
いくらでも稼げて
いくらでもものを変えた時代があったわけですから
そりゃ”あの頃は良かった”
と言いたくなるでしょう。

しかし、
もうそのころには戻れないし
その時が良かったとも限らないのです

あの頃にすがるのではなく
“今を生きたい”
そう思います

あの頃に戻りたいが不毛である理由

現実逃避に過ぎないから

文字通り
現実から
一番気楽に過ごせた
あの日々に戻りたい
ということなので
現実逃避以外の何物でもありません

逃げ帰った先に
何か今を生き抜くヒントがあるかと言えば
そうでもないです。

あの頃には
あの頃の状況があった
ということに過ぎません

振り返るべきは点ではないから

勿論歴史から多くを学ぶことはできます

それは、
多くの出来事が絡み合い
一つの結果を生み出している
という原因と結果が見えるからです

一方で、
“あの頃はよかったな”
というのは
あくまで一瞬のきらめきに
焦点を向けているといえます

その思い出からは
今に繋がる教訓を学ぶことはできません

正しい判断を鈍らせるから

今と過去では状況が違います

特に成功に関して言えば
繰り返せば同じように成功できる
というものではありません

それを知らずして
過去のやり方にとらわれていては
未来は切り開けません。

かつての栄光にすがっている様では
未来は切り開けないのです

最後に

もう一度あんな生活をしたい
という欲望を
モチベーションにするのは
悪くないと思いますが

あの頃に戻りたい

というのは
現時点での努力を
諦めたことを意味していると思うので
反対です。

今この瞬間を振り返った時に
あの頃は良かった
と思えるように
しっかり今を生きたいところです

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