【大人の応援SONG】:同じドアをくぐれたら@BUMP OF CHICKEN

この曲は、選ぶ勇気と決別する勇気。両方の勇気をあなたにくれます。
ただ、あなたがいつこの曲と出会うか。その時にあなたが何で悩んでいるか。
タイミングでガラッと表情を変える、そんな魅力的な曲です。

選ぶ勇気をくれる曲

2019/9/22 BUMP OF CHICKENのライブがナゴヤドームにて行われました。

そこで、BUMPが今回紹介する曲「同じドアをくぐれたら」って曲を14年ぶり?に披露してくれました。

僕にとっては非常に思い出深い曲でした。

大学のいつだったか。
中学の頃から聞いてた、この曲の歌詞がものすごく良いことに気づいて、
居ても立っても居られずツイートかなんかで発信したんだよな。

 

手に入れるために捨てたんだ
揺らした天秤の掲げた方を
そんなに勇敢な選択だ
いつまでも迷うことはない
その涙と引き換えに
その記憶と引き替えに
その唄と引き換えにして
僕らは行ける

 

その当時、優柔不断の権化みたいな自分は、
この歌に背中を強く押してもらいました。

自分が下した決断が、それが間違っていたとしても、勇気を出した決断だから、
信じていいんだよって言われた気がしました。

すごく救われました。

決別する勇気をくれる曲

それから6年ほど経ち、8年間続けてきた “よさこい” を、辞める決断をしました。
ちょうど、そのライブが行われる一ヶ月前でした。

一番大きな理由は、このままチームにいると僕が甘えてしまうからでした。
よさこいは素敵だし、所属してたチームは最強でした。
8年もキャリアを積むと、知識もノウハウもスキルもあります。
一線引いてアドバイスをする立場になると尚更貫禄も出てきます。

ある日、仕事でうまくいかず打ちひしがれて練習に向かったときに、
このチームが自分の存在を大きく価値があると感じさせてくれていることに
気づきました。

ただ、ここにいると、僕の逃げ場になってしまう。
なんたって居心地が良すぎるから。

だから、次の戦場でも負けないためにも、
この大切な場所から離れようと思いました。

その日、同じドアをくぐれたら」を聞いた時、
あの日自分の背中を押してくれた、あの歌詞とは別の歌詞が印象にのこりました。

それは冒頭と、ラストに繰り返されるフレーズです。

 

もう気づいたろう
目の前のドアの鍵を受け取れるのは
手の中がカラのときだけ

 

って歌詞です。

あの時は気づけなかった。

この歌は、ただ、なにかを選んだ、決断の歌ではなくて、
ずっと大切にしてた何かと決別するときの歌でもあるんだって。

今だから気づけた。
決断した自分だから気付けたんだ。

そんな風に思いました。

最後に

その昔BUMPも売れない時期を過ごしていました。
友人4人で始めたバンド。
地元で少しずつ人気が出て、きっと楽しい時期だったと思います。

きっと同じ心境だったんだろうと、おこがましく思います。

だからこそ、地元を離れた。
ここは居心地がいいから。
甘えちゃうから。

次に進みたいと思った時、人は大きく一歩を踏み出せるのだと思います。

だからこそ、あなたのその勇敢な一歩を、
あんた自身が信じて誇っていいんだよ。

と僕も思う次第です。

コメント

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  2. […] 同じドアをくぐれたら という楽曲では […]

  3. […] 考えることはたくさんありましたが 次のステージに進むために 自ら手放したものでした。 →やめた時の話 […]

  4. […] 何かを諦めて 片手を空けないと 新しいことに挑戦することは到底無理です →BUMPの曲から学ぶ手放す意義 […]

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